■そんなの聞いてない…! 敵を倒しても床を調べなくてはいけない「みずのもんしょう」
「みずのもんしょう」はストーリーの序盤で訪れるムーンペタの町にあるのだが、ろうやのカギが必要なので最初は行くことができない。カギをゲットしたあとで、なぜか捕らわれているモンスターのベビルに話しかけないといけないのだ。
もちろん勝利が条件(ファミコン版は全滅してもOK)なのだが、こいつらは結構強い。こんなモンスターを捕まえたヤツがいるのなら、仲間になってほしいところだ。ベビルを撃破するのも難関なのだが、実は「みずのもんしょう」は自動的に手に入るのではなく、ベビルがいた床を調べないとならない。
灯台下暗しで、まさか床を調べるなんて思いもつかないプレイヤーもいただろう。筆者も最初は場所を間違えたのかと思ったものだったな。
■情報くれるなら探して来い!って叫びたくなった「たいようのもんしょう」
「たいようのもんしょう」のありかは「ベラヌールのまち」にある宿屋で兵士から「ほのおのほこら」にあるという情報をもらえる。なるほど、それで「ほのおのほこら」ってどこにあるの?となるのだが、旅の扉経由か、海上をくまなく探さなければいけない。しかも、ようやく見つけることができたとしても、ここが「ほのおのほこら」とは誰も教えてくれないから厄介だった。
「やまびこのふえ」がこだましたときは、ガッツポーズものだったな。とはいえ、大変なのがこのあと……なんと「たいようのもんしょう」は、ほこらの外の草むらに落ちているのである。こんなもん、普通に見つけられるか!と思うものの、当時はそういうのが当たり前だったので、とにかくボタンを連打して調べていたものだ。
まったく……あの兵士も情報をくれるくらいなら、自分で探して来いよって言いたいぜ!
さて、紋章集めの中で、戦闘シーンがないのは「たいようのもんしょう」と「いのちのもんしょう」だった。しかし、この2つは意外と面倒なので、実際には戦闘で手に入れるほうが楽ともいえる。
それにしても、世界各地に散らばった紋章を集めなくてはならないなんて。『ドラクエ』シリーズ定番の「ルビス」には、もっと考えてもらいたいものだ。