『ナイトライダー』『特攻野郎Aチーム』『V』も…家族や学校でも盛り上がった“懐かしの海外ドラマ”の画像
『ナイトライダー』シーズン 1[DVD](ジェネオン・ユニバーサル)

 動画配信サービスの普及もあって、海外ドラマを手軽に視聴できるものになったものだ。筆者も『ウォーキング・デッド』や『24 −TWENTY FOUR−』、『プリズン・ブレイク』が大好きで、全シーズンを熱く語れるほどでもある。

 海外ドラマは昔から人気で、当時は、家族や学校でもその話題で持ちきりだったため、テレビで放送されるタイミングを見逃さないようにしなければならなかった。そこで今回は、ちょっと懐かしい海外ドラマを3つ紹介してみよう。

■人工知能をはじめて知ったのが「K.I.T.T.」だった! 『ナイトライダー』

 まずは、1982年からアメリカで放映された特撮テレビドラマ『ナイトライダー』だ。日本では1984年から放送され、当時の子どもたちを唸らせたものだ。

 刑事(警部)として追っていた犯罪組織に相棒を殺されてしまい、組織の女ボスに顔を銃撃され重傷を負ったのが、主人公のマイケル・アーサー・ロングだ。

 瀕死の彼は「ナイト財団」の総帥でもあるウィルトン・ナイトに助けられる。そして、銃弾による顔面の傷を治すとともに整形手術を受け、名前と顔も変えて新しい人生を歩むことに。ちなみに、このナイト財団というのは大富豪のウィルトンが悪の組織と戦うために設立した組織で、民間ながら政府からも一目置かれる存在でもある。

 その後、ウィルトンはマイケルに「ナイト2000」という車を与え、自分の後継者として協力してほしいと懇願する。マイケルも最初は難色を示すものの、もともと正義感に熱い刑事だけに引き受け、ナイト財団の最重要顧問として悪者と戦っていくのだ。

 と、ここまでなら「よくあるストーリーじゃん」となるのだが、このドラマをより面白くしているのが「ナイト2000」の存在だ。「K.I.T.T.(キット)」という人工知能を搭載し、自動運転ができるほか、会話もできるというスーパーマシンだ。

 マイケルに対してちょっと拗ねてみたりもするし、ときには命令を拒否することも。日本語吹き替えでも両者のコミカルなやり取りが、見どころの一つだった。また、「恐怖の感情を持っていない」と明言しているとおり、K.I.T.T.は自分の意思で悪者を許さない面もあった。

 印象的だったのは、マイケルが油断して自動車泥棒コンビにナイト2000を乗っ取られたエピソード。キットはお仕置きとばかりに自動運転に切り替え、脱出装置を使って泥棒コンビをパトカーのフロントガラスに叩きつけてみせる。これも痛快だったな。

 そして、テーマソングも素晴らしかった。現在、孫がいてもおかしくない年齢になったが、今だに少年時代に口ずさんだ本作のテーマソングを覚えている。

■強者ぞろいのアメリカらしい最高なアクションドラマ『特攻野郎Aチーム』

 次は、1983年からアメリカで放映されたアクションドラマ『特攻野郎Aチーム』だ。日本では1985年から放送されており、筆者も小学生時代に楽しませてもらったな。

 悪者と戦うAチームの個性豊かな4人のメンバーはそれぞれ得意分野が異なり、リーダーのジョン・スミス大佐をはじめ、強者揃いでかなり無茶をするのが痛快だった。

 筆者たちの学校でよく話題になったのは、“コング”ことミスター・Tだったな。筋肉質でたくましい肉体をしながらも子どもに優しいところが、まさに漫画に登場するようなヒーローのようで憧れた。

 ミスター・Tは、筆者世代にとって特別だと思う。『ロッキー3』の挑戦者クラバー・ラングを演じた彼の迫力ある肉体は本物のプロボクサーみたいに見え、必死にロッキーを応援していたな〜。

 また、ミスター・Tは『北斗の拳』(集英社)のバロナのモデルになった人物だと言われている。作中、バロナが「はあーーっ!!」と何度も言いながら肉体を誇示し、ケンシロウに「くさい息を吐くのはそれぐらいにしておけ」と口を遮られて顔を真っ赤にするシーンが可愛かったものだ(いや可愛くはないか……)。

 話を戻すが、『特攻野郎Aチーム』で一番驚いたのが、スミス大佐演じるジョージ・ペパードについて。当時50代のペパードはカッコいいオジサンキャラだったのだが、見た目的には渋いおじいちゃんのようにも見えた。

 のちに、そんな彼が実は『ティファニーで朝食を』のオードリー・ヘップバーンの相手役だったと知って衝撃を受けた。なるほど、中年のスミス大佐があれだけカッコいいのも納得だな。

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