『スーパーモナコGP』に『スーパーハングオン』も…とにかくハマった『メガドライブ』の“懐かしいレースゲーム”3選の画像
メガドライブソフト『スーパーH.Q.』

 16ビットCPUを搭載したゲーム機の中でも、1988年に発売された『メガドライブ』にハマった人は多いだろう。筆者も中学高校時代に夢中になったものだが、なかでも、とくにハマったのはレースゲームだった。日々取り組んでは自分の技術が成長したのを感じ、操作に酔いしれたものだったな。そこで『メガドライブ』で中毒性があった懐かしのレースゲームを3つ紹介していこう。

■リアルなゲームシステムがF1ブームに拍車をかけた! 『スーパーモナコGP』

 まずは、1990年にセガから発売された『スーパーモナコGP』だ。アーケードからの移植ではあるが、完成度の高いレースゲームだったものである。

 当時は、日本でもF1ブームまっただなかだった。前年までマクラーレンでチームメイトながらも最大のライバル関係だったアイルトン・セナとアラン・プロストが活躍していたこともあり、さらに人気を高めていた。同年からプロストがフェラーリに移籍して、ドライバー対決だけでなく、マクラーレン対フェラーリというチーム対決も注目だったな。

 さて、このゲームはスピード感がとてつもなくすごかった。減速するときの「ヴォーン」という効果音がリアルに感じたものだった(もちろん、F1に乗ったことはないが……)。メガドライブ版はオリジナルと違って「WORLD CHAMPIONSHIP」モードがあり、ポイントを競えるのが面白かったな。

 プレイヤーの専属チームはランク分けで下位チームからスタートするのだが、このゲームの最大の魅力ともいえるのが、シーズン中の移籍が可能というシステムだった。

 当時、野球やサッカーのゲームでも、シーズン中の移籍を反映しているシステムというのはあまり見かけなかった。筆者の大好きだった『ベストプレープロ野球』(アスキー)くらいしか思いつかない。

 ライバルを指名して挑戦し、連勝することで移籍できる。これによって上位チームに入って、ドライバーズポイントで優勝することができるようになるのだ。筆者もそうだが、多くのプレイヤーは下位チームで何とか優勝しようと腕を磨いたものだろう。

■移植作品もオリジナルでバイクのパーツを強化するのが楽しい『スーパーハングオン』

 次もアーケードの移植作品になるのだが、セガから1989年に発売された『スーパーハングオン』だ。アーケードではバイクタイプのゲーム機に跨って「ハングオン!」と人知れずライダー気分になったものだ。

 メガドライブ版では、バイクのパーツを買って強化できるシステムが独自要素として追加されていた。レースに勝つことで賞金を稼ぐことができるので、気分はまさにプロレーサーだった。今では決して言わないであろう「バリバリだぜ!」が、頻繁に出てきたものだな。

 実在のバイクレースとの接点がないのが残念だが、それでも家庭用ゲーム機のバイクレースとしては画期的だった。当時は『スーパーファミコン』がまだ発売されていないこともあって、メガドライブ版のバイクレースはまさに近未来のようなイメージだったものだ。筆者もハマって遊んだものだったぞ。

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