■あどけない少女の姿が新鮮!『獣電戦隊キョウリュウジャー』飯豊まりえ

 数々のドラマや映画で活躍する女優・飯豊まりえさん。彼女も女優デビューまもないころに「スーパー戦隊シリーズ」に出演していた1人だ。

 飯豊さんが出演していたのは、2013年から放送された『獣電戦隊キョウリュウジャー』。本作で彼女は、追加戦士として登場する弥生ウルシェード(キョウリュウバイオレット)役を演じている。ちなみにキョウリュウバイオレットは祖父から孫の弥生に受け継がれており、男性戦士から女性戦士へ受け継がれるという初めてのケースになったようだ。

 弥生を演じていた当時は15歳と、まだあどけなさが残っていた飯豊さん。今ではすっかり大人の女性へと成長し、女優として活躍している姿を見て、「キョウリュウバイオレットが大人になってる……」と感慨深く見守っているファンも多いようだ。

 本作の放送終了後、2014年放送の『S-最後の警官-』や2016年の月9ドラマ『好きな人がいること』など立て続けに人気作への出演を果たした飯豊さん。彼女もまた、「スーパー戦隊シリーズ」への出演を機にブレイクした女優となった。 

 

 若手俳優たちの“登竜門”である特撮作品。「スーパー戦隊シリーズ」への出演を機に連続ドラマや映画などの出演が決まり、大出世していった女優は少なくない。

 デビューまもない初々しい彼女たちの姿を見ることができるこれらの貴重な作品は、今でも多くのファンに愛されている。彼女たちの演じた戦士たちの姿は、放送から何年経っても色あせることがないだろう。

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