日本が誇る名作RPG『ドラゴンクエスト』シリーズでは、伝説の装備品が登場する。しかし、ロトや天空の"シリーズもの”から外れた単独作品である『ドラクエ7』では、PSになって容量が増え、石板集めや転職システムなどの要素が加わったからか、“伝説装備”を意外と覚えていないもの。そこで『ドラクエ7』で4つの精霊が作った装備の数々を、今回は思い出してみたい。
■デイン系の追加攻撃が強力! 主人公以外も装備可能だった「オチェアーノの剣」
まずは、水の精霊が作った「オチェアーノの剣」だ。攻撃力140は単体へのダメージ量としては、「グリンガムのムチ」の次に強い武器となる。しかもデイン系追加攻撃を与えるのだから、まさに伝説といっても過言ではない。
さらに道具として使うとバイキルトの効果まであり、シリーズを通しても最強クラスの剣といえるだろう。今作においては「メタルキングのけん」よりも強い。
しかし、主人公が装備することはあまりない装備でもある。なぜなら、彼には専用の「水竜の剣」があるからだ。こちらは攻撃力125なのだが、やはりストーリー的には装備したくなるもの。
アイラも装備できるが、この「オチェアーノの剣」はメルビンに譲ってあげよう。おじいちゃんだし……。
■吹雪の耐性があればまさに最強だった!?「ガイアーラのよろい」
大地の精霊が作ったのが「ガイアーラのよろい」だ。守備力は最強の125で、メラ・ギラ・イオ・炎への耐性がある最強の鎧だ。しかも歩行すると4歩ごとにHPが1ずつ回復するという。主人公とメルビンが装備可能で、吹雪の耐性があればまさに完璧の装備だったといえるな。
ここまで強い伝説の鎧というのも珍しいが、どちらに装備させるのかが悩みのポイントだった。う〜ん、やっぱりメルビンかな……HPを回復するほうがいいよね、おじいちゃんだし……。
■なぜ炎を防がない? 耐性が残念だった「トルナードのたて」
風の精霊が作ったのが「トルナードのたて」だ。守備力60でヒャド系や吹雪に大きな耐性を持つ。バギ系の特技にも効果があるのだが、こちらはあまり使ってくる敵が少ない。
ヒャド系や吹雪に強いのはありがたいのだが、炎に耐性がないのは残念……。おそらく「ガイアーラのよろい」とセットにすることで、完璧な防具となるのだろう。盾に限っていえば、ちいさなメダルやプレミアムバザーで手に入る「メタルキングのたて」のほうが優秀だった気がするな。
■知名度が低いのはほかの兜と大差ないからか?「フエーゴのかぶと」
炎の精霊が作った兜が「フエーゴのかぶと」だ。状態異常の呪文への耐性があり、守備力も53とかなり優秀なのだが、ただ「メタルキングヘルム」や「おうごんのティアラ」、「デュゴンのかぶと」も、これに近い耐性があるのでそこまで知名度は高くなかった。
守備力40の「デュゴンのかぶと」でも、十分ラスボスまでたどり着けたな。