■育成できる野球といえばコナミ? それともタイトー? 『エキサイティングベースボール』と『究極ハリキリスタジアム』はどっちが好み?

 育成要素のある野球ゲームといえばコナミの『実況パワフルプロ野球』。その祖ともいえるのが1987年にコナミが発売した『エキサイティングベースボール』のチームエディットです。しかし、野球ゲームとしてはイマイチで、ディスクシステムのゲームということもあり、あまり話題に上がらないゲームでした。

『究極ハリキリスタジアム』

 そういう意味では、1988年にタイトーが発売した『究極ハリキリスタジアム』が初めて選手育成ができたゲーム、という印象が強いかもしれません。『ファミスタ』や『燃えプロ』のいいところを吸収しつつ、セミオート守備やファインプレー、選手の好不調など数々のシステムの搭載、そして選手の育成システムなど、当時の野球ゲームの集大成ともいえるものでした。選手の育成では、魔球なんてのも使えるようになり、リアルではありませんがゲーム的な面白さに盛り上がった覚えがあります。

『究極ハリキリスタジアム』

 3選のつもりが4本紹介ということになってしまいましたが、細かいところを突っつくのであればもっと上げるべき野球ゲームソフトはいっぱいあります。残念ながらすべてを紹介はできませんが、皆さんにとって原点ともいえる野球ゲームが何なのか、そしてどのチームが最高なのか伺ってみたいところです。

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