『NARUTO』に『ケロロ軍曹』『ONE PIECE』にも…意外とクセになる!? “独特すぎる語尾”が印象的なキャラ7選の画像
『NARUTO -ナルト-』 3rd STAGE 2005 巻ノ一(アニプレックス) [DVD]

 漫画やアニメを見ていると、性格や個性を現す表現として独特な語尾を使うキャラクターが多く見られる。たとえば有名なのが、『うる星やつら』のラムの「~だっちゃ」だ。ラムの性格や愛嬌を表現する独特の語尾として使用され、作品を観たことがない人でも一度は聞いたことがあるのではないだろうか。今回はラムのように、独特の語尾を使用するキャラクターを、筆者独自の目線で7人厳選して紹介しようと思う。

■学校にたくさんいた? 『NARUTO−ナルト−』ナルトの「~だってばよ」

 独特な語尾としてまず紹介したいのが、『NARUTO−ナルト−』より、主人公・ナルトが発する「~だってばよ」だ。

 初めて見た時は“なんだか変な語尾だな”と多少引っ掛かりがあったものの、作中で目覚ましい成長を遂げていくカッコいいナルトを見ていると、ふとした時に「~だってばよ」と言いたくなってしまう人もいるのではないだろうか。

 実際、小学校のそこかしこで飛び交っている「~だってばよ」。ナルトがいかに子どもに影響を与える理想の主人公であったかを伺える、唯一無二の語尾であろう。

■可愛さの象徴! 『キテレツ大百科』コロ助の「~ナリ」

 続いて、『キテレツ大百科』より、コロ助の「~ナリ」を紹介しよう。

 主人公・木手英一が作ったコロ助は、侍型のからくりロボットということもあり、語尾は「~ナリ」。2頭身ボディから発せられるこの語尾は多くの人を虜にし、大人から子どもまで誰もが一度は真似してみたことがあるだろう。

 取り入れやすそうな語尾とはいえ、大人が日常的に使っていればちょっとあざとく見えるかもしれない。単純でありながら自然に使いこなせているのは、愛嬌溢れるコロ助の特権と言えよう。

■他作品で聞くとちらつくあの顔…『ケロロ軍曹』ケロロの「~であります!」

『ケロロ軍曹』のケロロが発する「~であります!」も、誰もが一度は聞いたことがある語尾だろう。アニメでは次回予告の際にも元気良く発していたので、とても耳に残っている。

 この「~であります!」の語尾は普遍的なものだ。実際、丁寧に物事を伝えたいシチュエーションなどで使ったことがある人もいることだろう。ただ、ケロロがあまりに乱発しすぎなため、漫画やアニメ、映画などの他作品で使用された際には、一瞬緑の彼がちらついてしまうのは筆者だけだろうか。

■つい気が抜けるどこか憎めない『どうぶつの森』たぬきちの「~だなも」

 続いては『どうぶつの森』シリーズより、たぬきちの「~だなも」を紹介しよう。

 序盤からいきなりゲームの1つの目標として、巨額の借金を突きつけてくるたぬきち。語尾がなく単に「◯ベル用意してね」と言われ続けると、たぬきちへの不満が募るスピードも早くなるというものだ。

 しかし「◯ベル用意するだなも」と言われると、「はぁ?」と思いながらも黙々と魚釣りに励んでしまう自分がいる。単純にゲームを楽しんでいるのはもちろんだが、どこか気の抜けた「~だなも」のおかげで、プレイヤーの不満が多少なりとも軽減されているのは否めないだろう。

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