『鬼滅の刃』『地獄楽』大豊作の2023年春アニメで“ダークホース”になりそうな「オリジナルアニメ」注目作の画像
『THE MARGINAL SERVICE』(C)THE MARGINAL SERVICE PROJECT

 4月は新番組始まりの季節。2023年春クールに放送されるアニメも大量にラインナップされており、何を見ようかチェックをしているアニメファンは多いと思う。

 今クールは4月9日スタートの『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』や同日スタートの『機動戦士ガンダム水星の魔女 Season2』といった人気シリーズの続編、「このすば」のスピンオフ作品である4月5日スタートの『この素晴らしい世界に爆焔を!』や、『地獄楽』『【推しの子】』『スキップとローファー』といった人気漫画を原作としたアニメなど大型タイトルが多く放送予定となっていて、盛り上がりが大きそうな季節だ。

 そこで今回は、魅力的な作品が並ぶ春アニメの中でも放送されるまで内容が未知数の「オリジナルアニメ」に注目。斬新な演出を盛り込まれることが多く、監督やスタジオの個性が色濃く反映された作品が生まれるオリジナル作品たち。4月から視聴する春アニメの参考にしていただきたい。

■『マージナルサービス』の超豪華声優陣

 まずは4月11日より放送予定の、Studio 3Hzが制作を手掛けるオリジナルアニメ『THE MARGINAL SERVICE(ザ・マージナルサービス)』。

 舞台は移民や不可解なテロ事件が発生し、混沌とする202×年の「ジャパン澁宿」。実在するはずのない人間の顔を持つ伝説上の生き物「境界人」の専門の犯罪を取り締まり、その存在を徹底的に隠ぺいする機関「マージナルサービス」が日夜地球を守っている。といったあらすじとなっている。

 物語のメインになると見られる「マージナルサービス」だが、ユニフォームは黄色のヘルメットに、とび職のようなダボダボのズボンといったデザインとなっていて、非常に印象的。人物的には少年、青年が多いが、おじいさんキャラや女性も混じっている。

 PVでは「境界人」と思しきモンスターに、「マージナルサービス」の面々がマシンガンを撃つ様子も。ストレートに考えると「職業もの+バトルもの」といった雰囲気ではあるが、まだまだ謎の部分が多いオリジナルアニメである。

 こういった事前情報を知っても、どういったアニメになるのかまだまだ未知数であり、他のオリジナルアニメと比べても予想が付かない。ブライアン・ナイトレイダー役の宮野真守をはじめ、森川智之杉田智和中村悠一名塚佳織下野紘三木眞一郎内山昂輝といった錚々たる声優陣がキャラの声を務める同作。雰囲気や展開にも予想がつかないが、未知のワクワク感を味わえる豪華なアニメとなりそうだ。

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