「あの地球人のように」ダメでしょ…？熱くなって“うっかり口を滑らせた”漫画キャラたちのダメすぎる失言

「口は災いの元」という言葉があるように、言葉には気をつけることが大切だ。うっかり口を滑らせてしまい、痛い目にあった経験があるという読者も多いのではないだろうか。そしてそれは私たちだけでなく、漫画やアニメのキャラクターにおいても同じ。

　そこで今回は、熱くなったばかりにうっかり口を滑らせたキャラたちの「ダメすぎる失言」をいくつか紹介したい。

■ルフィ「今すぐこの船から…」

　まずは尾田栄一郎氏の漫画『ＯＮＥＰＩＥＣＥ』から。このセリフは、ゴーイングメリー号の行方についてケンカしていたときに、頭に血が上ったルフィがウソップに言いかけたセリフだ。

　メリー号が修復不可能な損傷を受けていることを知ったルフィたち。船体の限界であることを受け止めたルフィは、新しい船に乗り換えることを決めたのだが、唯一、ウソップだけはその決定に納得できなかった。船長としての決断を下したルフィと、カヤや故郷への思いから人一倍メリー号への愛着をもっているウソップ。

　ついに、２人が取っ組み合い寸前の状態にまでなったとき、ルフィは思わず口を滑らせてしまう。「じゃあいいさ!!! そんなにおれのやり方が気に入らねェんなら今すぐこの船から…」そう言いかけたところで、なんとかサンジの蹴りによって止められたのだった。

　この言葉の続きは容易に想像できる。すぐに謝罪したルフィだったが、ウソップの怒りは限界に。一味をやめると船を降りて行ってしまったのだった。

　このとき、サンジがルフィを蹴り飛ばしてまで言葉を遮ってくれて、本当に良かったのではないだろうか。もし最後まで言葉を放っていたとしても、ウソップが戻ってくるという結果は変わらないかもしれないが、ルフィ自身に罪悪感が残ったかもしれない。