歴代『ドラゴンクエスト』恋が描かれたキャラも…ビアンカだけじゃない! 主人公の愛すべき“幼なじみキャラ”たちの画像
画像はPS2版『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』(編集部撮影)

 ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズにおける、主人公の幼なじみといえば誰を思い浮かべるだろうか。『ドラクエ5』のヘンリーや『ドラクエ7』のキーファなどは幼少期から主人公となじみのあるキャラだが、多くの人が思い浮かべるのは『ドラクエ5』のビアンカだろう。ビアンカは幼なじみにとどまらず、花嫁候補の一人として今も色褪せない恋物語を盛り上げ、その後の作品にも大きな影響を与えた存在。

 そこで今回は、ビアンカ以降に主人公との恋が描かれた2人の幼なじみと、明確な恋愛表現ではないものの主人公への好意が描かれた2人の幼なじみを紹介したい。

■サブタイトルにもなっている王女・ミーティア『ドラクエ8』

『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』で、トロデーン王国の王女として登場するミーティア。主人公との出会いはわずか8歳のときで、それから約10年間という長い年月を主人公とともに遊んで育った。 

 ドルマゲスの呪いを受けて馬に姿を変えられたあとは、冒険中はただの馬車を引く馬という扱いに。

 しかし、ふしぎの泉の水を飲むことで、一時的に元の姿に戻り、会話できるようになる。ミーティアの本心を知れるのだが、ここで主人公に対する恋心が見え隠れして非常にかわいい。さらに、婚約者・チャゴスのあまりに残念な人柄を知った後も、なんとか受け入れようと言葉を紡ぐなど、彼女の好感度はきっとうなぎ登りだったはず。

 ミーティアと結婚するためには、真エンディングを迎えることが必要だ。純真かつ聖人すぎる彼女は、大のドラクエ好きである筆者にとってもイチオシの幼なじみキャラ。ぜひ、真エンディングを迎えてハッピーエンドを見てほしいものだ。

■ネタにされても主人公を待ち続ける幼なじみ・エマ『ドラクエ11』

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』に登場するイシの村の村長の孫娘・エマは、主人公と同じ日に生まれ、ともに16年間過ごしてきた幼なじみ。

 彼女の主人公への好意は最初からプレイヤーに伝わってくるほど熱を帯びている。神の岩で、聖人の儀式にのぞむときには、戦闘には参加しないもののジャンプしながら応援してくれる姿はなんともかわいい。

 勇者であることが判明し、旅立つことになった主人公だが、見送りしてくれる村人の中に彼女の姿がないことに寂しさを感じたプレイヤーもいたかもしれない。実は、村長の家の窓から、エマが何かを作っている姿を見ることができる。そして、旅立つ直前、先ほどまで作っていてくれたであろうお守りを渡してくれるのだ。あまりにも献身的なその姿に「絶対帰ってくる」と誓ったプレイヤーも多いのではないだろうか。

 ちなみに、このお守りには「魅了ガード30%」がついている。浮気防止ではないかと恐怖を感じたプレイヤーもいたに違いない。

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