■ミステリー漫画の影響で怖いイメージだったタロットカード

――『アルカナムジカ』はタロットカードがモチーフというのが特徴ですが、お2人はタロットカードに馴染みはありましたか。

波多野 このプロジェクトへの参加が決まってから勉強しました。それまでも、めくったカードの意味合いで運勢を占うというのは知っていましたが、それぞれのカードの名称や意味までは知らなかったので。

――ではタロットについて、かなりお詳しくなられた?

波多野 川和のカードは“吊るされた男”なので、“吊るされた男”に関しては結構勉強してます……が、他のタロットカードに関してはまだまだですね。

寺島 僕は番組で簡単なタロット占いをやらせていただいたこともありますし、実際に占っていただいたこともあります。趣味でタロット占いをしているという声優さんに占っていただいたんですが…あまり良いとは言えない暗示が出たことがありましたね(笑)。

波多野 (笑)

寺島 それからもう数年は経っているので、運勢は大丈夫だと思うんですけどね(笑)。あと子どもの頃は、タロットカードになぞらえた事件のミステリー漫画を読んだ影響で、怖いイメージがありました。でも大人になってからは、どんな人でも占いができる面白いものという印象ですね。

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