■地球を守れ! 迫力あるビジュアルとサウンドが話題となった『ゴジラ』
最後は、日本が誇る特撮映画の至宝『ゴジラ』だ。令和に生きる筆者の子どもまでもが知っているキャラでありながら、初登場が1954年というのだから恐ろしい人気シリーズだ。ファミコンソフトは、1988年12月で東宝(開発:コンパイル)から発売された。
この年は名作『ドラゴンクエスト3』や『スーパーマリオブラザーズ3』が大ヒットし、まだまだファミコン全盛期だった。そして、ほかのソフトよりも迫力あるビジュアルとサウンドを実現したのが、この『ゴジラ』である。
シリーズのどの映画になるのかというと、X星人から地球を守るという設定だけに、1965年に公開された『怪獣大戦争』が軸といえる。筆者は小学2年生の時、人生2度目に観た映画が1984年の『ゴジラ』で、そこから特撮にハマったものだ。地元商店街にある古びた映画館でも立ち見だったほど盛況で、連れて行ってくれた親父は途中で消えて日活を見に行ったという噂があったな……何やってんだか。
話を戻すが……、このゲームはゴジラとモスラをヘックスで移動しながら、その地点のステージをお互いが戦う。怪獣だけに撃たれ強く、なかなかライフが減らないのは本物の怪獣のようだったな。ステージの背景には、木星や土星といった巨大惑星が見えるのも素晴らしい。
主役のゴジラは摺り足で近づくのが可愛らしいのだが、モスラは飛行できるのでアクションとシューティングを兼ねており、ゲームバランスが絶妙だったな。ただ、ラドンがいなかったのは残念だった。
敵怪獣にはキングギドラやメカゴジラはもちろん、ガイガンやヘドラ、そしてゲソラ(知っている人がいたら嬉しい!)など、なかなか楽しませてくれるメンツが揃っていた。容量がもっとあれば、たくさんの怪獣が登場したのだろう。
さて、ここまで紹介した3作品はどれも映画もヒットしたものだった。ゲームになると好き嫌いはあるだろうが、筆者的にはどれも満足いく内容だったな。今回のゲームを思い出して感じたが、昭和の映画ってやはり素晴らしい!