■等身大の超リアル五条悟やいかに…?
続いて、かねてより話題を呼んでいた五条悟クロノイド(髪の毛一本、毛穴一つまで忠実に再現された超リアル人型)に会いに行った。五条がいるのは、「都立呪術高専食堂」というテーマレストラン。まだまだランチ時の13時すぎだったが、並ばずに入店できた。
メニューは東京校のメンバーが考案したという設定で、虎杖の「デカい天丼御膳」3700円、釘崎の「シ―スー御膳」3700円、五条の「出張の思い出、最強御膳」4200円ほか、11歳未満対象のお子様御膳や、デザート、ドリンクなどもある。なお入店に際しては、一人につき必ずいずれかの御膳を注文しなければならない。
肝心の五条はというと、店の奥にあるソファでふんぞり返っていた。近づくと体温すら感じそうなリアルさには、若干の恐怖を覚えるほど……。五条悟を肌で感じたい人は狂喜乱舞するだろうが、2次元を3次元に持ち越したくない人にはあまりお勧めできないかも?
そして、筆者が食した最強御膳は美味だった。
■コラボグッズは完売続出! フード類やその他イベントは?
アトラクションはさておき、コラボ開始直後に殺到したファンの一番のお目当ては、USJ限定のコラボグッズだろう。100種類以上のラインナップで、SNSでは「破産する!」との声が多く聞かれたが、現在はどうなっているのか。
スタッフに尋ねたところ、現在扱っているグッズは70種類程度、販売店も「シネマ4-Dストア」のみに縮小しているとのこと。グッズが欲しい人は急いだほうが良いかもしれない。
シアター前のワゴンでは、“無下限呪術”を発動している五条悟デザインのポップコーンバケツが売られていた。こちらはまだ在庫がありそうだし、ほぼ並ばずに買えていた。お値段は、なんと4500円! しかし作りはかなり精巧なので、フィギュアだと思えば妥当な値段だろう。
そのほかフード類やイベントについては、売り切れや終了はとくにないようだ。ワゴンでは、コーラフレーバーの「虎杖チュリトス」、白黒の「玉犬まん」(ピザまんと中華まん)、レストランでは、メインキャラをイメージしたドリンクやスイーツ、七海建人のカスクートセットが売られていた。ワゴンは並んでいなかったが、レストランは平日でも人が入っていた。
また「呪霊討伐任務ラリー」の冊子も販売されていた。冊子に書かれたヒントをもとにパーク内を回り、完遂すると景品がもらえる。パークの立地を把握していれば30分前後でクリアできるだろうが、不案内な人は1、2時間ほどは見ておいたほうが無難だろう。
7月2日まで続くUSJ×『呪術廻戦』コラボ。全体的な印象としては、当初の熱気はひと段落し、落ち着いて楽しめる状態になったと思う。
2月17日からは『SPY×FAMILY』『名探偵コナン』とのコラボも始まる。さらに春休みやGWに向けても再び大混雑が予想されるため、落ち着いて楽しみたい人やグッズが気になる人は、早めの来場をお勧めしたい。