トイレを詰まらせ鼻をほじり…極めつけはヒゲ!? ヒロインとは思えないジャンプ「最凶」の女性キャラ3選の画像
『銀魂 銀ノ魂篇』blu-ray第3巻 (C)空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス

 2023年も『呪術廻戦 第2期』『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』『BLEACH 千年血戦篇』など『週刊少年ジャンプ』漫画を原作とした人気アニメの続編に期待が高まっている。

『週刊少年ジャンプ』は1995年の3-4合併号で達成した653万部という発行部数はギネスにも登録され、連載終了して数十年経った今も『SLAM DUNK』や『ドラゴンボール』『北斗の拳』といった名作の数々が多くのファンを魅了し続けている。

 そんな同誌には主人公たちだけではなく、魅力的な「ヒロイン」も数多く登場した。たとえば、Wヒロインとも評された『いちご100%』の西野や東条、『ToLOVEる』のララなど。そしてかわいい女の子がいる反面、なかには「ヒロイン」とは思えないようなキャラも読者に強烈なインパクトを与えてきた。そこで今回は、筆者が独断で選んだ「ジャンプ最凶の女性キャラ」3名を、彼女たちのエピソードとともに振り返りたい。

■宇宙最強と称される「夜兎族」の少女はゲロを吐くヒロイン

 歴代の『ジャンプ』ヒロインの中でも、空知英秋氏の『銀魂』の「神楽」は異例の存在だろう。

 3月19日に両国国技館で『銀魂 後祭り2023(仮)』が開催されるなど、連載終了から4年経った今なお多くのファンから愛され続けている『銀魂』。架空の江戸時代末期を舞台に、「万事屋」を営む坂田銀時と仲間たちがさまざまな事件を解決する物語。そんな本作には志村新八の姉・お妙をはじめ月詠や猿飛あやめなど多くのヒロインたちが登場するが、メインヒロインといえばやはり神楽だろう。

 神楽は最強の戦闘力を誇る部族「夜兎」だが、「万事屋銀ちゃん」の一員として住み込むようになる。夜兎の特徴である透けるような白い肌と青系の瞳、ピンクまたはオレンジのセミロングを頭の両サイドでお団子にし、チャイナっぽい服を身にまといながら日傘をさす彼女の姿は幼げな美少女に見える。

 だが、日傘には機関銃が仕込まれており、戦闘ともなれば夜兎の血により暴走することもあった。これだけなら「強いヒロイン」としての立ち位置かもしれないが、神楽にはそれさえ破壊するほどの強烈なエピソードがいくつもある。

 たとえば食い意地が張っているのは序の口で、神楽は作中で何度もゲロを吐くし、嫌がらせのためなら口に指を突っ込んでまでゲロを出す。こうした突飛な手段を講じる彼女に対して、一部ファンから「ゲロ+ヒロイン」の造語である「ゲロイン」とも呼ばれている。

 また、人前で鼻をほじるのも当たり前で、実写映画化した際に神楽を演じた橋本環奈が白目をむきながら演じた「鼻ほじシーン」は橋本ファンにも衝撃を与えた。「1000年にひとりの美少女」とも称される橋本環奈に鼻をほじらせたのだからトンデモなヒロインだ。

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