パパスに大神官フォズ…『ドラクエ』シリーズでずっと一緒に冒険したかった“助っ人NPC”3選の画像
画像は『ドラゴンクエスト』『ドラゴンクエスト3』『ドラゴンクエスト5』『ドラゴンクエスト8』『ドラゴンクエスト11』(編集部撮影)

ドラゴンクエスト』シリーズには一時加入するNPC(ノンプレイヤーキャラクター)がたびたび登場する。プレイヤーの命令ではなくAIによる行動でパーティーをサポートしてくれるNPCたち。彼らの中には、別れが惜しくずっと仲間でいてほしかったキャラもいた。今回は、そんな有能すぎる頼りになった一時加入NPCを紹介させていただく。

■これぞ父の背中! 圧倒的な強さで敵をなぎ倒すパパス

 最初に紹介するのは『ドラゴンクエスト5』で登場した主人公の父「パパス」だ。物語冒頭でスライムと戦っている主人公の味方として加入し、圧倒的な強さでスライムをなぎ倒し、戦闘終了後はホイミで回復するという父の優しさも見せてくれる。

 仲間として戦えるタイミングは少なく、ボスと戦うことはできないが、主人公やボロンゴが苦戦する敵を簡単に倒す姿は頼もしい限りだ。レベル27でHPは410、ちからは117と、加入時期を考えると圧倒的なパラメーターを誇り、ドラクエシリーズでも最強クラスのNPCと言えるだろう。

 行動パターンは通常攻撃と会心の一撃、ベホイミで、無駄な行動は一切せず、2回攻撃で敵をあっという間に倒してくれる姿は爽快感すら感じてしまう。主人公が同じレベル27になってもパパスに勝てるのは素早さとMPのみ。偉大な父の強さを感じさせたものだ。

 幼少期の最後に戦うことになるゲマとのイベントで、圧倒的な強さを見せてきたパパスが全く歯がたたないことが、絶望感をプレイヤーに感じさせる要員になっている。

■マーニャ&ミネア姉妹の頼もしい味方! オーリン

 頼りになるNPCと言えば「ドラゴンクエスト4」の四章で登場した「オーリン」だ。マーニャとミネアのモンバーバラ姉妹の父である錬金術師エドガンの弟子で、師を殺害したバルザックに復讐するため、けがを癒していたところを姉妹に会い、仲間に加わる。

 見た目は筋肉質のおじさんだが、戦闘面でもシナリオでも非常に頼りになる有能NPCなのだ。四章は、姉妹2人が打たれ弱い魔法使いタイプのため、力が強くてHPも高いオーリンは救世主と言えるだろう。

 戦闘では通常攻撃のみだが、姉妹2人の通常攻撃が10前後しかない時に20〜30のダメージを与えてくれるため、これまで苦戦していた敵をボコボコにできるように。最前列に配置することで攻撃も受けてくれるため、四章を進める上でいなくてはならない存在だ。

 そして、それまでは鍵がかかって入ることができなかったキングレオ城の扉を力技でこじ開けてくれる。キングレオ城の牢屋から脱走する際、一人で兵士の足止めをして姉妹を逃がしてくれるのだが、その後、再びキングレオ城に入って倒れているオーリンに話しかけると、「へんじがない。ただの しかばねのようだ。」と表示され、悲しいイベントが用意されている。

 多くのプレイヤーは死んだと思っていたが、第五章ではフレノールの町で踊り子と一緒に暮らしており、驚異の生命力を見せつけた。

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