ポケモン? FF11? グランブルーファンタジー? 面白いから仕方ないけど…やり込みすぎてしまう名作「廃人ゲーム」3選の画像
『ポケットモンスターダイヤモンド』(C)2006 Pokémon. (C)1995-2006 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.

 現在は短いプレイ時間でどれだけ満足感を与えられるかがゲームの質であり、トレンドとなっていることがほとんどだ。『Apex Legends』や『スプラトゥーン3』などのシューターゲームは1ゲームがサクッと終わって次にいけるし、RPG系のゲームは自動でレベル上げを行ったり、ファストトラベルが使いやすかったりと、プレイヤーの時間を節約するシステムが積極的に取り入れられている。

 しかし一昔前のゲームでは、凄まじい時間を費やして目的を達成する「廃人ゲー」が多かった。今回は、やり込み過ぎて燃え尽きてしまう人続出の名作廃人ゲームを3つ紹介しよう。

■世界で一番有名な廃人ゲーム『ポケモン』シリーズ

 ゲームフリークの人気シリーズ。世界一人気と言っても過言では無いほど世界的に流行っているポケットモンスターシリーズだが、やり込み要素は凄まじい。

『ポケットモンスターダイヤモンド・パール』以降で本格的なシステムとなり、注目された対戦要素。本来の対戦もさることながら、対戦するまでのポケモン育成が廃人仕様だ。

 ポケモンには個体値があり、それが全て最高の値となるポケモンを育成するのが対戦の入り口となっているが、そのためにはポケモンを何回も孵化させないといけない。それだけでも平均、丸一日以上かかるだろう。

 ポケモンによって「めざめるパワー」の種類と性別の厳選もあり、さらにこだわる人はビジュアルにもこだわる。これには色違いやレアモンスターボールといった要素がある。全てにこだわると、月単位であっという間に時間が過ぎていくことになるだろう。

 昨今では、そういった要素はアイテムで補えるようになった。また、最新作の『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット』では、レイドで5Vメタモンが確実に手に入るようになったりと、対戦へのハードルが下がっている。

 廃人のメインコンテンツは、今後、孵化育成よりもバトルそのものへと集約されていくのかもしれない。

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