『BLEACH』こんなにあるの?「カラブリ」「キャラブック」「映画特典」コミックスでは読めない久保帯人の世界の画像
『BLEACH 千年血戦篇』(C)久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsud・ぴえろ

 10月10日よりテレビ東京系列にて、約10年ぶりに続編となるテレビアニメ『BLEACH 千年血戦篇』が「分割4クール」形式でスタートした。原作は2001年から2016年まで15年に渡り『週刊少年ジャンプ』で連載された、久保帯人氏による漫画『BLEACH』。「千年血戦篇」は同作のシリーズ最終章となり、ジャンプコミックス55巻から最終巻となる74巻までのエピソードだ。

 深夜帯アニメでありながら、SNSなどを中心に国内外から多くのファンが感想を呟き連日トレンド入りを果たしている。今回のアニメをきっかけに原作漫画に興味を持った新規ファンも多いかと思うが、実は本編コミックスだけでは久保氏が描く『BLEACH』の全エピソードを読むのは難しい。

 そこで今回は、通常の紙媒体やコミックス以外を購入しないと読めない「番外編」を、本作ファンである筆者が補完を兼ねていくつか紹介したいと思う。

■『カラブリ』女性死神協会? 「わかめ大使」がグッズ化? 女体化した斬魄刀!? 死神たちの意外な素顔が楽しめたカラー漫画

 まず紹介するのは、『Vジャンプ』誌上で2005年1月号から2007年9月号まで連載していた『カラブリ』。本作は「カラフル ブリーチ」から名づけられ、タイトル通り作者である久保氏がカラー彩色した漫画だ。当初は1頁1コマのネタ的な内容であったが、回を増すごとに頁が増え、最終的には死神たちを中心とした短編ギャグ漫画へとシフトしていった。

 本作の魅力と言えばやはり、キャラたちの意外な素顔や新たな設定であろう。例えば、コミックスではたびたびその名が登場していた女性死神協会であるが、本作では彼女たちの破天荒な活躍を見ることができる。他にもキャラご用達の店や特技、知られざる人間関係やその後の和解、トイレで会合する男性死神協会なども登場していた。

 さらに、作中で雛森桃が作った「メガネクッキー」や朽木白哉デザインの「わかめ大使」などは後に商品化。阿散井恋次が妄想する「胸にホクロのある女性姿」の蛇尾丸は前アニメ『斬魄刀異聞篇』で、本作で公開された大前田希千代の家族も後に本編などで登場を果たしている。

 2007年8月8日には本作『カラブリ』や、架空の情報誌「瀞霊廷通信」などを収録した単行本『BLEACH OFFICIAL BOOTLEG カラブリ+』が発売。15年前の書籍のため紙媒体は難しいが、電子書籍なら現在も購入可能だ。

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