『花のズボラ飯』『派遣社員あすかの元ヤンごはん』『瀕死飯!』など、グルメ漫画で見かけた「クセになるコンビニアレンジごはん」3選 「おにぎり茶漬け」に「えびせんスナックの海鮮風味まぜそば」など、思わず真似したお手軽レシピの数々の画像
『花のズボラ飯』(秋田書店)第1巻・書影より

 毎日忙しく生きていると、ごはんを作るのが面倒になることがどうしてもある。そんなときの心強い味方がコンビニ。買ってきたお弁当やお惣菜をそのまま普通に食べてもおいしいが、簡単なアレンジレシピを知っておくと、気分によっていろんな味が楽しめるのがうれしい。

 そこで今回は、お手軽レシピをテーマにした漫画の中から、筆者がとくに気に入ったコンビニアレンジごはんを3つご紹介。どれも簡単・時短で作れるものばかりなので、ぜひチェックしてみてほしい。

■簡単なのにリッチな味わい! まろやか美味しい「おにぎり茶漬け」

“簡単ごはん”と聞いてぱっと思い浮かぶのが、原作:久住昌之氏、作画:水沢悦子氏によるグルメ漫画『花のズボラ飯』(秋田書店)。本作では“ズボラ飯”を愛する主婦・駒沢花の日常が描かれており、手間いらずで作れる料理が数多く登場する。「このマンガがすごい!」2012年オンナ編で第1位を獲得したほか、倉科カナ主演でテレビドラマ化もされた人気作品である。

 本作に登場するコンビニアレンジ飯といえば、第1巻・16皿目(16話目)の「おにぎり茶漬け」だ。作り方はいたって簡単で、コンビニおにぎりに塩こんぶと梅干しを乗せ、お湯をかけてからわさびを加える。

 これだけで塩こんぶの旨味と海苔の香り、梅干しの酸味が絶妙にマッチした、ちょっとリッチなお茶漬けのできあがり! スープがまろやかな味わいで、食べるうちにどこかほっとした気分になってくる。ちなみに花は、作中でツナマヨと鮭のおにぎりを買い、鮭のほうをお茶漬けにしていた。

 ふつうにおにぎり食べればいいのに……と思う方もいるかもしれないが、なかなか侮れないおいしさ。小腹がすいたときの軽食にもピッタリだし、食欲はないけど何かおなかに入れておきたいときにもオススメだ。

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