■本編での活躍もあるか! ? 劇場版で活躍した『ヒロアカ』瀬呂範太
堀越耕平氏『僕のヒーローアカデミア』の瀬呂範太は、主人公の緑谷出久と同く雄英高校ヒーロー科1年A組に所属する生徒。物怖じせず、気さくな明るい性格が特徴。また、肘からテープを射出する個性の持ち主で、地味でありながらも実力はある。
しかし、体育祭では轟焦凍に(八つ当たりで)一発KOされたり、目立とうとしても注目を横取りされたりと、活躍の場を奪われてしまいがち。つまり、ポテンシャルのわりにいまいちスポットが当たりきらない不運なキャラなのだ。
そんな瀬呂だが、劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』で脚光を浴びた。物を浮かせる個性を持つ麗日お茶子とタッグを組み、強敵・ナインを消耗させる役割を担う。テープを使って縦横無尽に動き回るスパイダーマンさながらの活躍、お茶子とのコンビネーションも抜群で、大規模攻撃を次々と仕掛けていく瀬呂のカッコ良さは半端ではなかった。
しかもその後、出久と爆豪のピンチに割って入り、敵に食らいつく見せ場も……。ボロボロになり、ヘルメットのシールドが半分割れていたのも、死闘するヒーロー感があって素晴らしく良かった。
ちなみに作者インタビューによれば、瀬呂は最終章で“アツい場面がある”とのこと。本編でも、瀬呂のさらなる大活躍が見られる日を楽しみに待ちたい。