今回ふたまん＋では３０代から４０代の漫画好き男女２００人にアンケート調査を実施。『週刊少年ジャンプ』に登場する強敵キャラの中で「悲しいと思うキャラ」を１人選んでもらった。その結果をもとに、第１０位から第４位までの結果をランキング形式で紹介したい。（アンケートサイト「ボイスノート」協力）
■第１０位『ジョジョの奇妙な冒険』よりディアボロ（3.５％）
第５部「黄金の風」のラスボスであるディアボロ。ジョルノの「ゴールド・エクスペリエンス」によって死すらなかったことにされ、永遠に死の瞬間を繰り返すという無間地獄に落ちることとなった。そのあまりにも酷いラストに、「永遠に死ねないところ。逃れられないのがかわいそうだと思った」（３１歳・女性）、「長い年月を何度も死にながら生き続けるということは、精神がおかしくなりそう」（４１歳・女性）といった意見が寄せられた。
■同率第１０位『幽☆遊☆白書』より仙水忍（３.５％）
人間が妖怪を捕らえ虐殺するというあまりにショッキングな場面を見てしまったことがトラウマとなり錯乱。以降人間不信になり、自分の中に多重の人格を生み出してしまう。
アンケートでは「元は純粋だったのに、あまりに酷いものを見てしまったと思う。あと樹も悪い！」（３５歳・女性）、「仙水の気持ちはわかりますね。邪悪でなく、悲劇的なキャラだと思います」（３８歳・女性）、「人間がきっかけで仙水がああなったのが分かったとき、人間である自分のことを色々考えさせられた。かわいそうで涙が出た悲しい記憶」（３７歳・女性）と、女性による意見が目立った。
■第９位『ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ』よりドンキホーテ・ドフラミンゴ（４.０％）
ドフラミンゴは天竜人として生まれたにも関わらず、父の意向で平民に。結果周りの人から迫害を受け、母も病死してしまった。その後ドフラミンゴは父を殺害しその首をマリージョアに差し出すも裏切り者とみなされてしまう。
「まだ子どもなのに迫害を受けてかわいそうだったから」（３３歳・女性）、「父親のせいで天竜人を辞めるはめになったから」（３６歳・女性）、「あまりにも数奇な人生を送っていると思う」（４８歳・男性）などドフラミンゴへの票が寄せられた。
■第８位『ジョジョの奇妙な冒険』よりカーズ（４.５％）
第２部「戦闘潮流」のラスボスのカーズ。究極生命体となった状態で宇宙に飛ばされたため、生物と鉱物の中間の物体となり、思考のあるまま永遠に宇宙空間をさまようこととなった。１０位のディアボロと同じく、「宇宙をさまようのはなかなか残酷というか、孤独」（３１歳・女性）、「ずっと死なずに宇宙をさまようなんて想像しただけでこわい」（４１歳・女性）と、そのラストへの同情意見が多かった。
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