■あまりの残酷さに周りの人間が引いてしまう？「北斗壊骨拳」

　見た目のインパクトで言えば、神の国を作ろうとしたカーネル大佐との戦いで使用された技「北斗壊骨拳」がトップクラスだろう。

　カーネル大佐は、レッドベレーに所属し多くの戦場を渡り歩いた男で、南斗無音拳も習得している。そのため相手の動きを読むことに長けていて、暗闇の中でも自由に動くこともできるのだ。いつものように余裕で相手を倒せる状況ではなく、ケンシロウがカーネル大佐の攻撃に驚かされる場面もあった。

　それでもケンシロウとカーネル大佐の力の差は歴然で、カーネル大佐は追い込まれることになる。そしてリンを狙って槍を投げつけた卑劣なカーネル大佐に、ケンシロウが額の秘孔をついた。このときの技が「北斗壊骨拳」だった。

　この技を食らうと、全身の骨が幽体離脱でもしたようにスポーンと背中から飛び出して死ぬ。内部から肉体を破壊するという点は他の北斗神拳と同じだが、頭部から腰あたりまでの骨が体から飛び出すということでグロさはピカイチ。他の雑魚キャラがこれを目の当たりにしたら、戦意喪失するのは間違いないだろう。

　今回紹介したのは北斗神拳の３つの技だが、他の流派でも驚くような技が数多く登場した。パチンコやゲームでは知っているものの本編は見たことがないという人は、同作のすさまじいまでの描写に触れてみてほしい。

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