エレベーターで先に降りる人が閉めるボタン押して出ていってくれたけど、閉めるが反応しなかったときはなんだか申し訳なくなります。ムーディ勝山です。
夏が好きです。海に花火に祭りに、高校野球。最高です。
3年ぶりに一般観客を入れての熱い甲子園も終わりました。選手のみなさまお疲れさまでした。今年も熱闘甲子園を見ながら飲む酒が、流れた涙でしょっぱくなるという「甲子園ソルティドッグ」を楽しませていただきました。
漫画にも野球漫画がたくさんあるので、この機会に「野球漫画界の最強選手~投手編~」と題して、ランキング形式で発表させていきたいと思います! 麒麟の川島さんから「圧倒的なリサーチ力を誇る男」と呼ばれている私ムーディ勝山ですが、全てを網羅しているわけではないのでとても偏ったランキングになります。そこは右から左に受け流してください。あくまで僕の“体感”で選んだランキングです。
■『キャプテン』『タッチ』『ダイヤのA』
ではまず10位は「近藤茂一」です。
ちばあきお先生の名作『キャプテン』からの選出です。漫画を読んだときの記憶を辿ると、近藤の豪速球はイメージに残っていますね。その実力で一年のときから活躍し、チームでも存在感を発揮します。しかし、大事な場面での凡ミスや無神経な発言があり怒られる場面もありますが、3年でキャプテンに就任すると勉強も大事にしたり、後輩を育成したりとしっかりしたキャラに成長するのです。初期はミスも多いが後期は頼もしくなるという、三国志の張飛のようなエピソードです(笑)
続いて第9位は『タッチ』から「上杉和也」。「きれいな顔してるだろ」でおなじみ、物語の序盤で帰らぬ人となってしまった上杉和也です。冒頭の有名なシーンや序盤でいなくなることから、あまり投球のイメージがないかもしれませんが、事故に会う前に地区大会準決勝までの5試合に登板しております。その5試合で失った点はわずか1点のみ。52イニングを投げて1失点。これを計算すると、通算防御率は脅威の0.17。
なお『水曜日のダウンタウン』の説で全漫画の投手の防御率を調べた結果、和也の数字が一位だったそうです。
第8位は『ダイヤのA』より、主人公のライバル校である稲城実業のエースを務める「成宮鳴」。150km/h近い速球と多彩な変化球。何よりもそのキャラクターに魅力があります。名言も多く「足りなきゃ埋めるまで!やる事が多すぎてのんびり落ち込んでる暇なんてねーよ!」という前を向く強さが素敵な投手です。