■失敗してタイムロスする「ショートカット」
マリオカートといえば、隠されたショートカットを見つけるのも醍醐味のひとつ。ショートカットが成功すれば、従来のコースを走っているキャラクターをゴボウ抜きすることも可能だが、ここで自滅してしまうのも「マリカーあるある」。
『スーパーマリオカート』の「おばけぬまコース1」では、アイテムの「羽根」や「ダッシュキノコ」を使うことでコースをショートカットできる。しかしショートカット先の道はサイドに壁がなく、着地後の挙動次第ではコースアウト。結局タイムロスにつながるため、ショートカットをする勇気がある者とない者の分かれ道となった。
■落下続きだが友人とのプレイが楽しい「レインボーコース」
レインボーロードといえば歴代シリーズでも有名、かつ人気のあるコースのひとつ。壁がなかったり障害物が配置されていたりと難易度が高い一方で、ファンからの人気は高い。
筆者が初めて挑んだレインボーロードは『スーパーマリオカート』。壁がないうえにすべてのカーブが直角で、道幅が狭い。何度落下したか分からないほどに落下した。しかし、難易度の高さから対戦が非常に盛り上がるのもレインボーコースで、友だちといつもプレイしていた記憶がある。
■扱いきれず壁に激突する「パワフルキノコ」
ダッシュキノコの最上位アイテムともいえる「パワフルキノコ」は、『64』から登場。効果時間内なら何度でもダッシュが可能な、チート級のアイテムだ。うまく使えば、最下位からでもトップに躍り出ることが可能。
しかし、うまく使えないことも珍しくない。勢い余って壁に激突し、復帰しようとモタついている間に抜かれたり、最悪の場合はコースアウトしたりすることも。調子に乗って連打しないことがポイントだが、なぜか連打してしまう人が多いのではないだろうか。
■ジャンプ台で飛んだ瞬間に「サンダー」そして落下
サンダーは全作品で登場する皆勤賞のアイテム。自分以外の全員をスピンさせたうえ、小さくしてスピードが大幅に落ちる。スピンやスピードダウンだけでも嫌なのに、使われるタイミングによってはかなりテンションが落ちる。
壁のないカーブ中に使われて落下したり、ジャンプ台でジャンプ中に使われてコースを戻されたりする。いきなり使われるため、対策のしようがない点も恐ろしい。