■終わりから始まりへ、時間が戻り逆再生されるOP

 続いての、第4部「ダイヤモンドは砕けない」でもスタッフの神演出は光った。エジプトに攻め込む第3部とは対照的に、第4部は殺人鬼・吉良吉影から街を守るストーリーとなっており、主人公・仗助たちは、触れたものを爆弾に変える吉良のスタンド「キラークイーン」に翻弄された。

 ほかにも、遠隔自動操縦型の「第二の爆弾・シアーハートアタック」や「第三の爆弾・バイツァ・ダスト」を操る吉良吉影。バイツァ・ダストはストーリー最終盤に開眼した能力で、ごく簡単に説明すると「爆破とともに1時間ほど時間を巻き戻す」ことができる。

 後半では、吉良に父親を殺された川尻早人が、この爆破と時間巻き戻しのループを食い止めるため奮闘するエピソードが描かれるが、この能力による戦いが描かれた第36話でも驚きの特殊オープニングがあった。通常通りオープニングがスタートしたと思いきや、吉良が右手のスイッチを押した瞬間に「バイツァ・ダスト」の影響を受けて、アニメーションが逆再生されたのだ。

 逆再生の果てに、不敵な笑みを浮かべた吉良が「カチッ」と爆弾を起爆する演出は、個人的にとても好きな演出だ。

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