■10年先も戦える? 驚異のハイスペック機「ガンダム試作3号機」

 OVA作品『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場した超大型MSがガンダム試作3号機、通称“デンドロビウム”。MSユニットの「ステイメン」とアームドベース「オーキス」が合体した機体で、たった1機でMSの1個大隊に匹敵する圧倒的火力を誇る機体である。

 大型メガ・ビーム砲の砲身まで含めると全長は驚異の140メートル。戦艦をも真っ二つにする大型ビームサーベルや、全方位に108発のミサイルを射出するミサイルコンテナを搭載するなど、とんでもない兵器を多数完備していた。

 さらにビーム攻撃を防ぐバリア発生装置「Iフィールド・ジェネレーター」を搭載し、防御面も万全。6基の大型スラスターによって高速機動を実現し、ここまで大型ながら高火力・高機動を兼ね備えた脅威のMSに仕上がっている。

 スラスター推力などの単純なカタログスペックだけの比較なら、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場した、大きさが近い巨大モビルアーマー「α・アジール」とほぼ同等。

 デンドロビウムは宇宙世紀0083年、α・アジールは0093年に活躍した機体である。日進月歩のMS開発において、10年先まで通用しうるポテンシャルを秘めていたというだけでも、十分オーパーツと呼ぶにふさわしい。

 ちなみに、デンドロビウムと戦ったノイエ・ジールも大概な“オーパーツ”だった上に、早々にIフィールド・ジェネレーターを潰されたこともあり、作中ではそこまで大活躍したわけではなかった。それに複雑な火器管制システムはパイロットに大きな負荷をかけ、整備性や運用コストの面でも難があったとされている。

 余談だが、2002年に発売された本機のプラモデルは1/144スケールながら、全長1メートル超、重量はパッケージの段階で7.2キロを誇る。ある意味こちらもオーパーツと言えるかも……?

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