『ジョジョの奇妙な冒険』柱の男に承太郎も一目置く広瀬康一は? もしも現実にいたら「部下に絶対ほしい」キャラ3選の画像
『ジョジョの奇妙な冒険』柱の男に承太郎も一目置く広瀬康一は? もしも現実にいたら「部下に絶対ほしい」キャラ3選の画像

 今年秋には第6部のテレビアニメ2クール目の放送もスタートする、荒木飛呂彦氏の人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』。最新シリーズである第8部「ジョジョリオン」が2021年8月に最終回を迎え、次作となる第9部「JOJOLANDS(仮)」の開始が告知されている同作。これまでのコミックス総刊行数は131巻にも及び、長寿作品だからこそ登場してきたキャラの数もかなり多い。

 カリスマ性を持つボスだったり、凶暴極まりない敵だったり、または己の信じる正義を貫く人物だったりさまざまなキャラクターが描かれてきたが、同作のキャラがもしも身近にいたらどうだろうか……。奇抜なキャラがほとんどだが、中には社会に適合して高い能力を発揮できそうな人物もいるのではないだろうか。今回は筆者が思う「現実の社会で部下にしたい」ジョジョキャラを厳選して紹介したい。

■甘い誘惑には惑わされない!ワムウ

 まずは第2部に登場する柱の男のひとり、ワムウ。柱の男は生物の頂点に立つ存在で、あの吸血鬼を捕食するほど。人間が普通に戦ったから敵うはずもない存在だからこそ、柱の男は誰にも負けない「地球最強の生物」という自負を持っているのだ。

 しかし、そんな柱の男の中でもワムウは少し違う考え方をしていた。人間は弱い存在かもしれないが、敬意を払うべき人間もいることを知っているのだ。

 シーザーやジョセフとの戦いでは、強敵であると2人を認めて正々堂々と全力で戦っていた。ジョセフに敗北したときは、弱ったジョセフを卑怯にも狙う部下の吸血鬼たちを自らの手で始末している。この行動からも、彼が決して相手を見下すことはせずに、どんな場面にも全力で向かう姿勢がうかがえるだろう。

 そんなワムウが部下だったらかなり心強い。ワムウは立場が相手よりも上だったとしても、対等に接するはず。彼の驕りのなさは、上司から見ても高評価に値するだろう。そして卑怯なことを許さないという正義感も、悪事に絶対に手を染めないという確固たる意思を感じさせる。心が弱いと、女性関係や金銭トラブル、対人関係の原因になるかもしれないが、ワムウほどの人物であれば甘い言葉や誘惑に惑わされることはまずないだろう。

 部下の不祥事は上司としても命取りなので、それを避けてくれるワムウは有り難い存在でもあるのだ。ただやはり、あまりに有能なため上司である自分を軽く超えて活躍するのは間違いない。そのうえ常にほぼ半裸の状態のワムウがスーツを着た姿は想像しにくいのが難点だ。

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