■『Re:ゼロから始める異世界生活

 長月達平氏によるラノベ『Re:ゼロから始める異世界生活』も人気の作品で、テレビアニメを始め、OVA、パチンコ、パチスロなどにもなっているのでタイトルを聞いたことのある方も多いはず。

“リゼロ”の愛称で知られる同作で、異世界に召喚された主人公のナツキ・スバルが手にした唯一の力は、いわゆる「死に戻り」の能力。自身が死ぬことで、記憶を引き継いだまま時間を巻き戻し、やり直しができるという力でした。

 そのチート能力で無双するのかと思いきや、危険極まりない異世界なので、ガチで容赦なく死にまくり。基本的にスバル自身は死に戻り能力があるだけのふつうの高校生なので、序盤から痛々しいほど無残な死にっぷりを披露します。

 何度もバッドエンドを迎えながら、なんとか少しでも良い未来を手にしようと四苦八苦するスバル。しかも、死に戻りの能力のことを他人に話そうとすると、謎の黒い手が現れて心臓を潰そうとするので、誰にも相談することもできず。主人公の無念や苦しみ、葛藤を見ていると胸が痛みます。

ひぐらしのなく頃に』や『シュタインズ・ゲート』のようなタイムリープものが好きな方にこそオススメしたい、そんな魅力的な異世界作品です。

  1. 1
  2. 2
  3. 3