フジテレビ系の月曜・夜9時といえば“月9”と呼ばれ、数々の大ヒットドラマを生みだしてきた花形の放送枠。有名俳優が織りなす王道恋愛ドラマを中心に、過去には社会現象となるほどの流行を巻き起こしてきたが、近年ではミステリーや医療モノなどジャンルの幅も広がってきている。
現在は、綾瀬はるか(37)主演のミステリー『元彼の遺言状』が放送中で、物語はまさに佳境を迎えているところだ。そんな人気枠の月9ドラマの中には、人気漫画が原作となっている作品も数多く存在する。そこで今回は、10代から40代の男女200名を対象にアンケート調査を実施。「漫画が原作の月9ドラマ」の中から、一番面白いと思った作品を挙げてもらった(アンケートサイト『ボイスノート』協力)。
■田村由美:『ミステリと言う勿れ』(小学館)
第3位(14%)にランクインしたのは、2022年1月から放送された『ミステリと言う勿れ』。こちらの原作は、『BASARA』や『7SEEDS』などで知られる人気漫画家の田村由美氏による同名の漫画作品。
もじゃもじゃアフロヘアーの主人公・久能整役を菅田将暉(29)が演じたことでも話題となった。久能はひたすらしゃべり続けることで事件を解決に導いていく個性的なキャラクター。その独特の語り口調に引きこまれていく不思議な物語だ。
この『ミステリと言う勿れ』を選んだ人からは、「推理を解きながら、いろいろ知らなかった知識が分かってよかった」(22歳・女性)、「原作を読んでいたけど、菅田将暉の演技が忠実で原作のイメージ通りだった」(45歳・女性)、「面白くて見ごたえあった」(39歳・女性)などといった意見が寄せられていた。