テレビアニメ第4シリーズが絶賛放送中の原泰久氏の人気漫画『キングダム』。天下の大将軍への道をひた走る主人公・信や、飛信隊で信を支える副長の羌カイ、軍師となった河了貂らの成長した姿を見て、胸を熱くしているファンも多いことだろう。
とりわけ幼少期と比べて背丈がグンと伸びた信は、二の腕も見違えるように太く逞しく、剣から持ち替えた矛がよく似合う青年武将になった。そう、『キングダム』といえば、筋骨隆々の男くさいムキムキ武将たちも魅力の一つなのだ。今回は、上腕筋がカッコ良すぎるマッチョな武将を紹介したい。
■大沢たかおの筋肉も話題になった王騎将軍
極太の上腕筋といえば何と言ってもこの人、“秦の怪鳥”の異名を持つ伝説の六大将軍・王騎だろう。トレードマークとも言うべき腰に手を当てるポーズは二の腕をさらに太く大きく見せ、圧倒的な武の威光を漂わせるのに一役買っていた。
因縁の相手である趙の三大天・ホウ煖との一騎打ちでは、鎧の上から胸を貫かれながらも巨大な矛を振り下ろし、押し返そうとするホウ煖の腕力をねじ伏せてなお、その首に刃を食い込ませた。自身を“武神”と誇るホウ煖をして、(この俺が力で…)(何なのだ この男は?)と戦慄せしめたのである。
2019年に公開された実写版映画『キングダム』でも、王騎を演じた俳優・大沢たかおのマッチョぶりが「原作再現すぎる!」と話題になったのは記憶に新しい。