アニメや漫画の中には、それまで感情移入してきた物語の主人公が急に亡くなってしまう作品も存在する。それが突然であれ物語に必要なものであれ、彼らの死に直面し、衝撃を受けた経験のある人も多いのではないだろうか。
そこで今回は、30代から40代の男女200人にアンケート調査を実施。これまで見た漫画・アニメの中から「主人公が死んで衝撃だった作品」を1作ずつ挙げてもらった。さっそく寄せられたコメントとともに結果をランキング形式で紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■第3位 セーラームーン『美少女戦士セーラームーン』
まず、全体の11.5%の得票率を集めて第3位になったのはアニメ『美少女戦士セーラームーン』。
少女漫画雑誌『なかよし』に掲載されていた武内直子氏による同名漫画が原作で、「少女が変身して敵と戦う」アニメの元祖ともいえるセーラームーン。「無印」と呼ばれる第一期のアニメでセーラームーンは順調に仲間を集め、敵と戦いながら幻の銀水晶を探していたが、その最終話で命を落としてしまう。
最終話直前の第45話では、仲間であるジュピター、マーキュリー、ヴィーナス、マーズが次々と戦死。最終話ではセーラームーンが死ぬ前にもタキシード仮面が戦死するという、子どもたちにとってはかなりショッキングな展開が続いていた。
当時の視聴者に大きな衝撃を与えた『セーラームーン』の最終回については、今も印象に残っているという人が多く、今回のアンケートでは「当時小学生でめちゃめちゃセーラームーンにはまっていた自分にとっては衝撃的すぎた」(36歳・女性)、「主人公も含めその仲間も次々と死んでいく姿や流れるBGMが悲しく印象的だった」(38歳・男性)、「幼かった私はショックすぎて放心状態になったのを覚えている」(38歳・女性)、「かわいいイメージの作品だったので意外すぎた」(39歳・女性)というコメントが寄せられた。