子どもの頃、学校から帰るとすぐにゲームのコントローラーを握っていた記憶がある。親と約束したゲーム時間を過ぎてしまったり、宿題を後回しにしてしまうほど熱中。ゲーム好きなら、一度くらいは「遊んでばかりいないで勉強しなさい!」と叱られた経験があるのではないだろうか。
たしかにゲームは遊びの1つかもしれないが、ゲームで得た知識がそのまま学校のテストで役に立つこともありうる。そこで今回は、とくに学校の勉強と相性の良さを感じたゲームタイトルを3つご紹介したい。
■『ことばのパズル もじぴったん』(バンダイナムコゲームス)
縦横に並んだマスにひらがなを埋めていき、すでに置いてある文字と組み合わせて“言葉(単語)”を作っていくパズルゲーム『もじぴったん』。対戦モードでは、相手の置いた文字を使って言葉を作ると、自分の色に変えることができるオセロのようなルールもあった。
ゲームに収録されている言葉の数は、シリーズが新しくなるたびに増え、Nintendo Switch版やPS4版も発売された『もじぴったん アンコール』には13万語以上が収録されている。
つなげた文字の中に、複数の言葉が含まれていると“連鎖”が発生。予想もしない単語が勝手に連鎖することも多く、遊んでいるうちに語彙の引き出しが増えていくという特長があった。ちなみに新しめのシリーズでは、出てきた単語の意味を調べることが可能で、ゲーム内で言葉の復習まで行えるのがありがたい。
なお『もじぴったん アンコール』のCMには、東大発のクイズ系YouTuber「QuizKnock(クイズノック)」が起用されている。彼らは『もじぴったん』について、予想外のところで単語ができる点や、思っていた意味とは異なる単語が表示される点に言及し、「単語を覚えるのに良い」と太鼓判を押していた。