『攻殻機動隊』に『AKIRA』に『ナウシカ』も…絶望ばかり! 漫画・アニメ「自分なら絶対無理! な未来世界」ランキング【4位から10位】の画像
画像は小学館文庫『漂流教室』第1巻(小学館)

 今回、ふたまん+では10代から40代の男女200名を対象に、未来の世界を舞台にした「現代の常識が通用しないような世界観」の漫画・アニメに関するアンケート調査を実施。「もしも自分が登場人物だったら、一番暮らしたくない未来」を1つ挙げてもらった。また今回は、舞台設定が2022年より過去でも、連載当時は未来だったものについても回答を募集。その結果をもとに、第10位から第4位までの結果をランキング形式で紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)

■第10位『7SEEDS』(2.5%)

 現在放送中の月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)の原作者で知られる田村由美氏の漫画作品が原作。隕石で人類が滅亡した未来の世界で、冷凍保存から目覚めた選ばれし若者たちが荒廃した日本でサバイバルをして生きるというストーリーだ。迫りくる自然の脅威の凄惨さは、とても少女漫画とは思えないほど過酷なものだった。

 選んだ人からは「全巻読んで好きな作品なのだが、虫は出てくるし何もないし、生き残れる気がしないので」(36歳・女性)、「サバイバルにおけるあらゆる災難が描かれていたので」(31歳・女性)、「孤独すぎる」(32歳・男性)というコメントが寄せられた。

■同率第10位『機動戦士ガンダム』(2.5%)

 1979年から放送され今も愛されるシリーズで、人類が宇宙に移住して半世紀余りが過ぎた未来の世界を舞台に、地球連邦軍とジオン公国との長い戦いが描かれる。

 選んだ人からは「戦争をしたくない」(34歳・男性)、「アニメを見てみて、本当に廃れた世界だと感じたから」(38歳・女性)、「いろいろと派手な戦いで泣ける描写もあるけど、どことなく現実的なので怖さがある」(43歳・男性)というコメントが寄せられた。

■第9位『PSYCHO-PASS サイコパス』(3.0%)

 人間のあらゆる心理状態や性格を数値化する機能を持つ「シビュラシステム」で管理された2112年の日本を舞台に、犯罪を抑圧するための警察組織「公安局」のメンバーたちが治安維持活動を行う物語。

 たとえ罪を犯していない者でも犯罪係数が高ければ「潜在犯」として裁かれる世界観だからこそ、アニメを見て「何が正しいのか考えさせられた」という人も多くいたようだ。

 選んだ人からは「何でも数値化するというのが味気なさすぎる」(24歳・女性)、「油断できずストレスが溜まりそう」(46歳・男性)、「生まれたときからこの世界観だったらなんとも思わないだろうが、今から世界がこうなると思ったら嫌」(40歳・男性)というコメントが寄せられた。

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