『太閤立志伝』は6位! 光栄時代の「シブサワ・コウ作品で一番思い入れが強い歴史ゲーム」ランキング【4位から10位】の画像
画像はNintendo Switch版『太閤立志伝V DX』(コーエーテクモゲームス)パッケージより

「シブサワ・コウ」の名は、光栄(現コーエーテクモゲームス)を代表する数々の歴史ゲームにクレジットされているプロデューサー名であり、ひとつのブランド。そしてその正体は、光栄の創業者・襟川陽一氏である。

 2022年5月に『太閤立志伝V DX』の発売が発表されたが、今回は“光栄時代”の歴史ゲームの中で「もっとも好きなシリーズ」に関するリサーチを実施。30~40代の男性ファン200名を対象にアンケート調査を行った。その10位から4位までの結果をランキング形式で紹介しよう。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)

■第10位:蒼き狼と白き牝鹿(2.5%)

 第1作目は1985年に発売された歴史シミュレーションゲーム。チンギス・ハーンとモンゴル帝国を中心に、ユーラシア大陸の統一を目指す内容。当時は『信長の野望』『三國志』シリーズと並び、「歴史三部作」と位置づけられていたが、本シリーズは1998年に発売された4作目を最後に続編が途絶えている。子孫を増やすためのコマンド「オルド」を覚えている人も多いのでは?

「初めて遊んだSLGが蒼き狼。今のグラフィックで遊んでみたい」(47歳・男性)、「マイナーかもしれないけど一番好き」(49歳・男性)

■第9位:ヨーロッパ戦線(3.0%)

 1991年に発売された、第二次世界大戦時のヨーロッパを舞台にした戦略シミュレーションゲーム。個別のシナリオマップを一つずつクリアしていくタイプの内容で、「ノルマンディー上陸作戦」など、史実を踏まえたシナリオが登場した。

「近代戦争ものが好きだったから」(48歳・男性)、「提督の決断と一緒によく遊んだが、こっちのほうが好き」(46歳・男性)

■第8位:水滸伝(3.5%)

 中国の小説『水滸伝』をモチーフにした歴史シミュレーションゲーム。1989年発売の『水滸伝・天命の誓い』と、97年に発売された『水滸伝・天導一〇八星』の2作品が存在する。『三國志』のように領土を拡大して力をつけることができるが統一する必要はなく、最終目標である奸臣・高キュウを倒せばクリアというシステムが独特だった。

「シナリオが面白い」(40歳・男性)、「三國志並みにキャラが多くて楽しかった」(42歳・男性)

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