2022年1月18日、突如として『遊戯王 マスターデュエル』がリリースされました。いまや世界中に熱狂的なファン、ならびにデュエリストを生み出しているカードゲーム『遊戯王』が手軽にネットで対戦できるとあって、たちまち大人気コンテンツとなりました。
平成元年生まれの筆者にとって、遊戯王は小学校のころに夢中になって遊んでいたカードゲーム。この世代の人にとってはもはや「通学路」とでも言いましょうか、遊戯王とポケモンカードゲームを子ども時代に遊んで育ったという人はかなり多いのではないでしょうか。
私は中学に上がったのをきっかけにプレイしなくなってしまいましたが、カードゲームが好きな気持ちはずっと色あせません。カードゲームは戦うことの楽しさだけでなく、カードのコレクションという楽しみもあるので、もちろん戦わせることが第一ですが、いくつもデッキを作ってニヤニヤして楽しむのもカードゲームの醍醐味ですよね。
さて、私ヤマグチクエストの大好きなゲーム『ドラゴンクエスト』にも、デジタルカードゲームがありました。それが2017年11月にサービスが始まった『ドラゴンクエストライバルズ』です。遊戯王というよりは、『ハースストーン』や『シャドウバース』に似たルールで、人気キャラクターのテリーやアリーナたちが、モンスターを並べて戦うというゲーム性は『ドラクエ』ファンにとってはたまらないものでした。
しかし、そんな『ライバルズ』は2020年8月に『ドラゴンクエストライバルズ エース』へとメジャーアップデートされたものの、残念ながらそこから約1年後の2021年7月にサービス終了となってしまいました。終わってしまった理由は、ただのいちプレイヤーだった私には想像でしか語ることはできませんが、遊戯王をプレイしているときに「もしかしたらライバルズは限界だったのかも……」と感じた点がありました。
そこで今回は、遊戯王というゲームのすごさを感じつつ、もう二度とプレイできない『ライバルズ』に想いを馳せようと思います。