Nintendo Switch『リングフィットアドベンチャー』世界記録保持者がRTA in Japanで自己記録に挑戦! 最速クリアのコツは「判定をダマす」こと?の画像
画像はNintendo Switch『リングフィット アドベンチャー』(任天堂)パッケージより

 2月19日から20日にかけて、ゲームイベント『RTA in Japan ex #1』が開催。採用されたタイトルの最速クリアを目指し、選手たちがしのぎを削る大会だ。新型コロナウィルスの影響でオンラインに絞った開催が続いていたが、今回は約2年ぶりのオフライン開催となった。

 大会の題名にもある「RTA」とは、リアルタイムアタックを指すゲーム用語。現実時間を基準に、対象となるゲームのクリアタイムを競う。似たような種目としてタイムアタックがあるが、そちらはゲーム内の時間からタイムを算出する点で異なっている。

 本大会ではNintendo Switch用ソフト『リングフィットアドベンチャー』(任天堂)の部も存在し、会場で“リングコン”を手にしてプレイする姿が注目を集めた。

■コントローラーをダマし、なるべく楽に攻略

 まず本作について説明すると『リングフィットアドベンチャー』は2019年に任天堂から発売されたフィットネスゲーム。手には円状のコントローラー“リングコン”、足には“レッグバンド”を装着して、全身を動かしながらゲームが楽しめる。運動とRPGを融合させたタイトルとして、発売からしばらくは品薄が続くほどの人気を博した。

 今回のレギュレーションは『リングフィットアドベンチャー』のワールド5までの最速クリアを目指すというもの。特別な条件はなく、とにかく速いタイムでクリアすればOK。今回のレギュレーションは速度が重要視されるため、ゲーム中の各種トレーニングにかける運動負荷は最低の“1”という設定だった。

 出場者のCOU氏は、同カテゴリを含めた『リングフィット』の8種目で世界記録を達成したツワモノ。解説者の情報によれば、今回のレギュレーションは負荷が軽すぎるため、練習しているうちに体力が落ちたとか。

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