スーパーファミコンの傑作『スーパードンキーコング2』をわずか39分でクリア! 「RTA in JAPAN」で世界トッププレイヤーが魅せた超高難度テクニックの数々の画像
画像はSFC版『スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー』パッケージ

 2月19日から20日にかけて、ゲームイベント『RTA in Japan ex #1』が開催。採用されたゲームタイトルの最速クリアを目指し、選手たちがしのぎを削る大会だ。新型コロナウィルスの影響でオンラインに絞った開催が続いていたが、今回は約2年ぶりのオフライン開催となった。その大会の模様は、配信サイトのTwitchで中継されている。

 大会の題名にもある“RTA”とは、リアルタイムアタックのことを指し、現実時間を基準に、対象となるゲームのクリアタイムを競う。似たような種目としてタイムアタックがあるが、そちらはゲーム内時間でタイムを計測する点で異なる。

 そんな本大会で、スーパーファミコンソフトの名作『スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー』(任天堂)の部が開催されたので、その内容をご紹介したい。

■無を使ったゴールの召喚すら過去のものに

『スーパードンキーコング2』をプレイするのは、本作の「ANY%(ただ最速クリアを目指す種目)」で世界上位の記録を持つとんこつ氏。解説は『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのトッププレイヤーである、しゅーとん氏が担当した。

 今回は禁止技などがない「ANY%」という種目のため、とんこつ氏は各コースに設置された「ワープバレル」を使ってクリアを最優先にプレイ。さまざまなバグ技の起点となる“無”と呼ばれる要素も活用し、ステージを“クリアしたことにして”タイムを短縮していく。

 計測開始から2分でステージ1のボスを撃破。5分でステージ2をクリアし、ステージ3突破時点で13分しかたっていない。ステージ3以降はワープバレルがないものの、それでも前述の“無”や、猶予が0.016秒しかない高難度の技を次々と決めていき、最初から勢いが衰える気配はなかった。

「とげとげタルめいろ」のステージでは、“グリーンモンスター(GM)”と呼ばれる技を披露。2段ジャンプを駆使して、本来入れないはずのイバラを貫通して進むテクニックだが、とんこつ氏はこの高難度技を1発で決めた。

「クラッシュエレベーター」のステージでは、“無”を使用した荒技を披露。タルを破壊して“無”を取得し、カットラスという敵とあえて接触することでクリア判定を強引に発生させた。

 これまでRTAにおける「クラッシュエレベーター」のステージは、無を使ったゴールの召喚がクリアの定番だったが、今回は上記の技を披露。これにより、同ステージのクリアタイムは大幅に短縮された。

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