■冨岡と不死川、仲が悪そうだが「鰻デート」も?
まずは、原作コミックスで不仲な様子が描かれていた水柱の冨岡義勇と風柱の不死川実弥。この二人は仲が悪いというより相性が悪いのか、不死川が一方的に義勇の態度を嫌っているようだ。15巻で、今後の動きを決めるための柱合会議中に席を立つ義勇に対し「俺たちを見下してんのかァ?」と怒りをあらわにするシーンもあった不死川。これは義勇の説明の言葉が足りないせいなのだが、柱稽古の行われていた16巻ではついに二人は衝突してしまう。
間に入った炭治郎が不死川がおはぎが好きなことをバラすという天然発言でなんとかその場は収まったのだが、マイペースな冨岡は「今度から懐におはぎを忍ばせておいて、不死川に会う時あげようと思う」とさらに天然な発言をする始末。放っておいたらますます喧嘩になってしまいそうだ。
まったくタイプや考え方の違う二人なので親友になるのは難しいかもしれないが、すべての戦いが終わった後は、柱合会議で笑顔を交わす場面も。またコミックス最終巻では二人とも仏頂面ながらも、ともに並んで「うな重」を食べるシーンも描かれていた。これからもたまにでも交流していてほしいと願うばかりだ。