吾峠呼世晴氏の漫画を原作としたテレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』が2月13日の放送で最終回を迎えた。放送終了後には続くエピソードとなる『刀鍛冶の里編』のテレビアニメ化が発表されたが、毎週の放送を楽しみにしていたファンにとってはしばらく「鬼滅ロス」の期間となりそうだ。
遊郭編では原作漫画の本編にはないアニメオリジナルのシーンもあり、第8話「集結」のラストでは、「無限列車編」で命を落とした炎柱・煉獄杏寿郎が、音柱・宇髄天元の幻想というかたちで登場し視聴者を驚かせた。
いつもはキャラによって裏設定が語られるCパート「大正コソコソ噂話」コーナー内で、一人たたずんでいた宇髄。「煉獄、お前ならどう戦う 俺はお前のようにはできないかもしれない」と悩む宇髄の背後に立つように現れた煉獄は「俺だっておまえのようにできはしない。お前の剣技は美しい 妻はちょっと多すぎるがな」と励ましの言葉をかけた。その後「竈門少年を、黄色い少年を、猪頭少年を。頼んだぞ、宇髄」と言い残して煉獄の姿はスーッと消えた。その言葉を聞いた宇髄は口元に笑みをたたえ「派手に任せておけや」とつぶやくのだった。
この本編後に描かれたアニメオリジナルシーン。ファンサービスともいえる煉獄の思わぬ登場には驚いたファンも多く、放送直後からSNSでは大きな話題を集めていた。
『鬼滅の刃』に登場する現柱は9人。年齢も性別も境遇も違う彼らが一つの大きな組織にいる以上、個性がぶつかり合うこともあるだろう。また本編で語られなかっただけで、プライベートでは仲がいいという人たちもいそうだ。
そこで今回は、『鬼滅の刃』の今後のアニメ化でも描かれそうな「柱たちの交流関係」をいくつか紹介したい。
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記事では「遊郭編」以降のエピソードについても触れています。原作未読の方はご注意ください。
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