■宇髄と妻たちの姿がたっぷり描かれた9話
感動するアニメオリジナルシーンといえば、9話も外せない。この回では過去回想というかたちで、宇髄と嫁3人が宇髄家の墓参りをし、弁当を食べながら花見をする様子が描かれた。
宇髄は宇髄家の墓に酒をかけながら「兄弟たちが生きてたら、皆で飲む日もあったかもな。悪いがまだ俺は死ねてねぇ」「いつかそっちで一緒に飲むか」と、忍の厳しい修行の中で死んでしまった兄弟たちを悼む。公式ファンブックによれば、この中には宇髄自身で手にかけた兄弟もいるようだ。
宇髄は自分の過去に後ろめたさを抱えつつも、「兄弟たちのためにも、めいっぱい派手に生きてやる。お前らとな」と妻に語り決意を新たにした。
またこの花見では妻たちとの貴重なイチャイチャシーンも。意外にも(?)宇髄にかわいがられたくてグイグイ迫るまきをの姿や、宇髄にとってもらった桜の花びらを大切そうに手にする雛鶴など、それぞれの妻が心の底から宇髄を愛していることが伝わるシーンとなっていた。本編ではほとんど素性が語られなかった妻たちの個性がこれでもかと輝いており、また宇髄の色男っぷりも伝わってきた。
3か月弱にわたってファンを楽しませてくれた「遊郭編」。今後も「刀鍛冶の里編」「無限城編」と、スタッフの気合の入ったアニメ化が来ることを期待してしまう。
●【回答募集中!】漫画『鬼滅の刃』に登場した「心に残ったセリフ」といえば?