スーパーファミコン『スーパードンキーコング』シリーズの「忘れられないアニマルフレンド」4選 エンディングでの悲しい描写も影響!?の画像
画像はSFC版『スーパードンキーコング』パッケージより
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 任天堂が提供している定額サービス「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」で遊べたり、ゲームの最速クリアを目指す大会「RTA in JAPAN」の種目に採用されたりと、『スーパードンキーコング』シリーズ(任天堂)は発売から20年以上がたっても根強い人気を誇る。

 ドンキーコングを始めとする“コング”たちを操作し、さまざまなコースに挑むというのが本シリーズの基本だ。だが作中ではコングたちだけでなく、「アニマルフレンド」と呼ばれる仲間たちも活躍してくれる。

 サイのランビ、ヘビのラトリーといったアニマルフレンドたちは、それぞれ固有の能力を持っている。各作品によって登場するフレンドはまちまちだが、いずれも個性的で『スーパードンキーコング』を語る上で欠かせない存在だろう。

 今回は、そんな『スーパードンキーコング』シリーズに登場するアニマルフレンドたちの中から、個人的に強く印象に残っているものをピックアップしてご紹介したい。

■ランビ(登場作品「1」「2」)

ランビ操作画面。「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」より

『スーパードンキーコング』と『スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー』に登場した、サイのアニマルフレンド。大きな角を使って敵を倒したり、溜めからの“スーパーダッシュ”で駆け抜けたりと、強力な技の数々でプレイヤーを助けてくれた。とくに序盤から操作できるアニマルフレンドということもあって、個人的にも思い入れが強い。

 ツノと足には別々に当たり判定があるのか、敵を攻撃できる範囲が広いのも強み。踏みつけるのか、ツノで突き上げるのか、どっちか微妙な位置でも難なく敵を倒せる。こちらの操作がつたなくとも、ある程度どうにかなるため、お世話になったプレイヤーも多いだろう。

 スーパーダッシュは「2」から登場した技だが、高速で移動できるだけでなく、移動中に敵を踏みつけることも可能で、ランビの代名詞的な技と言える。上級者にも重宝されているのか、「RTA in JAPAN」ではランビのスーパーダッシュを多用し、ステージを高速クリアする様子も確認できた。

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