■キメラアントの王の悲しき最期

 第3位のもう1人は、キメラアントの王「メルエム」。生まれながら王としての自負と自信に満ちあふれ、圧倒的な力を誇った存在です。

 メルエムは、人類の存亡を賭けてキメラアント討伐に臨んだハンター協会の会長、アイザック=ネテロと対決。強者であるメルエムに対し打つ手のなくなったネテロ会長は、最終手段として自分の体内に仕込んでいた「貧者の薔薇」と呼ばれる小型爆弾を起爆します。

 メルエムの強靭な肉体は至近距離の爆発をも耐え抜きましたが、爆弾の“毒”がメルエムの体内を蝕みます。自らの死が近いことを悟ったメルエムは、まもなく訪れる最期の瞬間を一人の人間の少女・コムギと一緒に迎えることを望みました。

 そんなメルエムの悲しい最期を選んだ人からは「まったく予想外の死に方に衝撃を受けた」(46歳・男性)、「安らかに眠るシーンは感動的」(42歳・男性)、「一番感動したシーンだったので」(45歳・男性)などのコメントが寄せられています。

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