■喫茶店を営む三姉妹は凄腕の怪盗

 続く第2位(15.0%)は、1981年から1984年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載された北条司氏の『キャッツ・アイ』の主人公・来生瞳(きすぎ ひとみ)だ。喫茶店「キャッツ・アイ」を営業する美人三姉妹の次女で、正体は怪盗キャッツアイの中心人物。

 ストレートのロングヘア、抜群のプロポーションとセクシーさを兼ね備える瞳。運動神経が抜群で、行動力にすぐれ、さっそうと盗みを働く姿は少年読者の心をくぎづけにした。また、怪盗キャッツアイとしてのコスチュームは当時の『ジャンプ』連載作品の中でもセクシーなもので、当時彼女たちの活躍にドキドキしたという人も多かったのではないだろうか。

 アンケートでは「小学生のときに初めて読んで、子どもながらにときめきました」(49歳・男性)や「アニメのEDが刺激的。少年漫画の女主人公といえば来生三姉妹」(45歳・男性)、「キャッツアイはジャンプ漫画でも異色の作品でした。かっこいい女性を描かせたら北条先生の右に出るものなし」(48歳・男性)、「ハードボイルドな作風で、ジャンプ漫画には珍しいタイプの主人公でした」(44歳・男性)という声が寄せられた。

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