■先に漫画家としてデビューした名優も!?
映画やドラマでの味のある演技、『プロジェクトX』での渋みのあるナレーションなどで知られる俳優の田口トモロヲさん(64)は、実は俳優デビューより先に成人向けの劇画やイラストレーターとして活躍していたという過去があります。
現在は漫画家としての活動はやっていないようですが、俳優業をやりながらパンクバンドのボーカルを務めるなど、変わらずマルチな才能を披露しています。
■連載漫画を持った有名人たちも
逆にもともと漫画家ではないものの、人気アイドルや歌手、芸人などが漫画や絵本などを手がけるというニュースをまれに目にします。その中でも漫画雑誌やコミックサイトに連載まで持つようなケースとなると、さらに数が限られます。
そんな珍しい例の代表格が、アイドル時代に少女漫画誌に連載を持っていた酒井法子さん(50)です。酒井さんは、少女漫画雑誌『週刊少女コミック』(小学館)にて『のりピーちゃん』という作品を連載。今でいうところの“ゆるキャラ”的なオリジナルキャラクターが活躍する4コマ漫画で、なんとこの作品はアニメ化もされています。
また最近ではジャニーズのアイドルグループKing&Princeの高橋海人さん(22)が、少女漫画誌『ベツコミ』(小学館)にて『ジャニーズと僕』という漫画を連載中。
お笑い系では漫才コンビ「シャンプーハット」の“恋さん”こと、小出水直樹さん(45)が、WEBコミックサイト『サンデーうぇぶり』(小学館)にて『パパは漫才師』という漫画を連載しています。
現代ではソーシャルメディアなどの普及により、さまざまなジャンルの自作品を手軽に世の中に発表できるようになりました。今後もさらに、マルチな才能を兼ね備えた漫画家がどんどん現れるかもしれませんね。