■家であれば「歩きあるくんです」の危険も避けられる

 歩数計ですので、家で振ることをおそらくゲーム側はよしとはしていないと思うのですが、一応メリットがあります。

 まず、本作はイベントがわりと頻繁に起きてくれるので、これを見逃す心配がありません。たとえば戦闘中は歩数がカウントされないので、エンカウントしているのに気づかず歩き続けてしまう場合もあったかもしれませんが、家で振っていればそんなミスもありません。

 そして、小学生はゲームに熱中すると、周りが見えなくなってしまいます。今でいうところの歩きスマホ状態、「歩きあるくんです」状態に陥る可能性が高く、非常に危険です。(ドラクエウォークでは「ウォークモード」が実装され歩きスマホ対策がされています!)

 しかし、家であれば危険はほとんどありません。こんなにいいことずくめなのに、外で歩く理由などどこにあるのでしょうか。「あるくんです」というタイトルがもはや説教にすら感じてきました。

 そんなこんなで私は、自分のスライムちゃんをキングスライムに成長させることを目指して楽しんでいたある日、このゲームの思わぬ落とし穴に突き落とされます。

 それは、「ドラゴン」です。

 ドラゴンといえば、ローラ姫を監禁していたり、ロンダルキアで4匹で不意打ちを仕掛けてきてボコボコにしてきたりする、シリーズ屈指の人気モンスターです。

 そんなドラゴンが、なんと本作ではスライムの成長先の1つとして用意されていたんです。スライムはどんなにこまめにお世話してあげても10日ほどで死んでしまうのですが、この際にストレスもきちんと管理した状態で天に召されると分裂することがあります。

 分裂後でないと進化できないレアなスライムもいるので、しっかりお世話してあげなくてはなりません。

 当時の私は、学校にいる間は触ることができないので、その時間はおなかを空かせたスライムがぴきーぴきーと泣いていましたが、帰宅後にめちゃくちゃお世話をしてなんとか取り戻していたので、一応毎回分裂させることに成功していました。

 そして、何度か分裂させたある日、転生したスライムくんが開始後すぐに見たことのない姿になりました。これが「ドラゴン」です。

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