■アニメ2期に期待がかかるイヌピーとココ

 最後はアニメ最終回の、現代のトーマンの幹部会のシーンに登場した新キャラクター・乾青宗(いぬいせいしゅう)と九井一(ここのいはじめ)。小学校のころから家族ぐるみのつきあいをしている彼らの重い過去はコミックス18巻で明かされている。

 彼らの絆の強さは他キャラたちとは一線を画しており、作中でも「九井、テメェは乾の言う事しか聞かねぇ」「ココ(九井)の為ならオレは死んでもいい」などの衝撃的な言葉が多く出てくる。

 それはさておき、アニメ最終回を見ていた人たちは、彼らの「声」が気になったのではないだろうか。乾役を務めるのは、『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁役で知られる榎木淳弥、九井役は『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役の花江夏樹だ。『週刊少年ジャンプ』の看板2作品の主人公を務める彼らは『週刊少年マガジン』の看板作品の人気も牽引するか? アニメ2期が放送され、彼らのどのような活躍が描かれるのか。今から期待が高まる。

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