『鬼滅の刃』宇髄天元の「俺は神だ」に下野紘の“善子”の声!遊郭編での貴重すぎるギャグシーン3選の画像
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 吾峠呼世晴氏の大ヒット漫画『鬼滅の刃』。11月28日の放送でテレビアニメ「無限列車編」が終了を迎え、12月5日からは待望の「遊郭編」の放送がスタートとなる。「遊郭編」は原作コミックス8巻の終わりから11巻に相当する物語で、遊郭に現れる鬼を討伐するために竈門炭治郎らが音柱・宇髄天元とともに遊郭へ潜入するというもの。

「遊郭編」は消息を絶った宇髄の嫁を探すための潜入捜査で幕を開ける。全体的にシリアスなシーンが目立つ「遊郭編」だけに、作中ではギャグシーンも少なめの印象だ。そこで今回は「遊郭編」に登場する貴重なギャグシーンを抜粋して紹介。アニメではこれらのシーンが波乱の展開での唯一の心のオアシスになるかもしれない。

■「俺は神だ!」

 まずは炭治郎らが、初めて宇髄とちゃんと会話をする場面から。遊郭へ向かう道中での彼らの会話から、宇髄の奇抜な人間性が分かるかなり好感度の高い登場シーン。

 宇髄は自己紹介の際、炭治郎、善逸、伊之助に対しいきなり「いいか? 俺は神だ! お前らはごみだ!」「俺が犬になれと言ったら犬になり 猿になれと言ったら猿になれ!!」と圧が強めの顔で言い放つ。初手から後輩相手にめちゃくちゃな言い草を見せる宇髄に、善逸はドン引きして「やべぇやつだ……」と顔を青くするが、炭治郎は真剣な顔で「具体的には何を司る神ですか?」と返すのだった。

 ただひとりツッコミ役の善逸が「とんでもねぇやつだ」「アホの質問だよ」
とモノローグでぼやき続けるが、それでも会話は続いていき、宇髄が「いい質問だ お前は見込みがある」「派手を司る神……祭りの神だ」と言い放ち、それにさらに重ねるように今度は伊之助が「俺は山の王だ よろしくな祭りの神」と胸を貼るというこのシーン。その後宇髄は、元忍らしいスピードでその場を後にし、読者にただ者じゃないと印象づけたが、鬼滅のギャグパートでおなじみの絵柄で、コロコロと表情が変わる親しみやすさを見せた。

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