鬼滅の刃「遊郭編」無限列車をしのぐ“期待反面…閲覧注意“なグロ描写3選【ネタバレあり】の画像
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 11月28日の放送をもってテレビアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』が終了。12月5日より待望の「遊郭編」が1時間の拡大放送でスタートとなる。遊郭を舞台とした今回の任務では、炎柱の煉獄杏寿郎が乗客全員の命を守り抜いた「無限列車編」とは異なり、多くの怪我人や悲しい死者が出てしまう。「立志編」でも過酷な戦いが描かれたが、徐々に厳しさを増していく『鬼滅の刃』の世界をあらわすように、「遊郭編」ではつい目を覆ってしまいたくなるトラウマ的場面も登場する。

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 記事では遊郭編のネタバレを含んでおります。原作未読の方はご注意ください。

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■「お前はグシャッと転落死」

 まずは、炭治郎らが遊郭に潜入する2日前に、京極屋の女将・お三津が花魁の蕨姫花魁(わらびひめおいらん)の正体が鬼(上弦の陸・堕姫)だと気づいたために惨殺されてしまうシーン。

 京極屋ではここ最近、怪我人や自殺する遊女が増えていた。お三津はそれらが蕨姫花魁によるいじめが原因と考え、彼女を呼び出し注意をするが、逆に下からにらみつけられてしまう。

 その首を傾けて下からにらみつける仕草を見て、小さい頃に茶屋のお婆さんに聞いた「姫」という名前を好んで使う、べっぴんだが性悪だという花魁たちの話を思い出し、蕨姫花魁に彼女らと同じ首を傾けるくせがあると気づいたお三津。

 だが目の前にいるのは若い女性。そのことから蕨姫花魁が人間ではないと気づいたが、その瞬間にお三津は蕨姫花魁に空高くまで連れていかれてしまうのだった。

 年寄りは食べないという堕姫に「醜悪で汚いモノを私は絶対食べたりしない お前はグシャッと転落死」と言い残され、そのまま空高くから落とされ無残に殺されたお三津。まるで昔ながらの怪談のような展開に、多くの読者がゾクッとしたのではないだろうか。

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