■敵は平成ライダー俳優!?

 今回登場する、ゴーカイジャーを敵視する謎の組織の面々を見てみると、あることに気がつく。それは演じている俳優が平成『仮面ライダー』シリーズの俳優たちなのだ。

『仮面ライダー鎧武』の仮面ライダーブラーボ/凰蓮・ピエール・アルフォンゾ役の吉田メタル、『仮面ライダーフォーゼ』の風城美羽役の坂田梨香子、『仮面ライダーアギト』の北條透役、『仮面ライダー555』の琢磨逸郎/センチピードオルフェノク役の山崎潤に交じって、スーパー戦隊のテーマソング、挿入歌でおなじみの松原剛志も敵役として登場する。

 数えきれないほどのネタが散りばめられた『テン・ゴーカイジャー』。お祭り作品的要素はあるものの、ゴーカイジャーの本質に沿った作品となっていて、約60分の中に魅力が凝縮されていると言っても過言ではない。

 11月5日には、第34回東京国際映画祭のサプライズとして『仮面ライダーオーズ』の10年後を描く『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』の制作が発表。仮面ライダーシリーズも今年は50周年ということで、今後も大型企画が目白押し。スーパー戦隊も負けてはいられない!!

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