■5部はDIOの子どもを危険視?序盤のみ登場

 5部では序盤と回想のみに登場するため、活躍らしい活躍は少ない。また、時系列的には4部の直後であるため、人間的な変化もさほど見られない。しかし、康一に依頼した調査が「危険」と判断すると即座に謝罪するなど、紳士的な承太郎の振る舞いが垣間見える。

 ちなみに5部終盤では、3部で承太郎とともに戦ったジャン・ピエール・ポルナレフが登場。承太郎やポルナレフの目的が、スタンド能力を発現させる「弓と矢」の調査であることが明かされた。

■6部は序盤から登場し、徐倫と接触!その目的とは?

 6部は主人公の空条徐倫(くうじょうじょりーん)が、えん罪で刑務所に収監されるところから物語が動き出す。承太郎はそんな徐倫を助けるために、刑務所を訪れる。

 6部の見どころは徐倫の人間的成長、そしてジョースター家とDIOの因縁の決着だ。そして40代となっている承太郎と、徐倫の関係性の変化も見逃せない。

 3部で不良高校生として登場した承太郎だが、ずっと『ジョジョ』を観てきた人にとっては涙なしでは見られない物語だ。アニメ最新作『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 』が放送されるまで、あとわずか。6部の承太郎がアニメでどう描かれるか楽しみに待ちたい。

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