アニメ『鬼滅の刃 無限列車編』第4話に登場した我妻善逸や嘴平伊之助の「無意識領域」の謎を考察 “善逸の領域”が暗闇だったワケとは?の画像
DVD『鬼滅の刃 5』(完全生産限定版)パッケージより

 11月7日、テレビアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』(フジテレビ系)の第4話「侮辱」が放送。下弦の鬼「魘夢」の血鬼術によって眠らされた竈門炭治郎たちが見ている夢や、夢の外側にあるという「無意識の領域」という深層心理の世界が描かれた興味深いエピソードだった。

 第4話の冒頭には、炭治郎の「無意識の領域」が登場。そこは美しい青空がどこまでも広がる空間で、炭治郎の純粋無垢な精神をそのまま表したかのようだった。炭治郎の“精神の核”を破壊するために魘夢が送りこんだ少年は、その領域を見て「ここは澄みきっていて心地いい」ともらした。

 一方、対照的だったのが嘴平伊之助と我妻善逸の「無意識の領域」だ。ちょっとコミカル、かつホラーチックに2人の無意識領域が描かれている。

 原作漫画には、無意識領域には通常は誰もいないはずだが「異常に我の強い奴の無意識領域には人が存在する場合がある」と説明。言うまでもなく伊之助と善逸の無意識領域には、二人が存在していた。

 伊之助の無意識領域は薄暗い洞窟のような場所で、第3話に登場した彼が見ていた夢の世界とどこか共通する部分がある。侵入者を見つけた無意識領域の伊之助はよだれを垂らし、腹を空かせた獣のように侵入した女の子を追いかけ回すという内容。伊之助は、侵入者の女の子を“食物(エサ)”とでも勘違いしたのだろう。

 この伊之助の無意識領域からは、赤子のときに親に捨てられ、山中で猪に育てられたという過去がうかがえる。猪が洞窟に生息したとは思えないが、もしかすると伊之助自身はこの暗い洞窟のような場所を根城にしていたのかもしれない。

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